小山市
鑑真和上によってつくられた日本三戒壇の一つで東海道足柄以東十か国でお坊さんになろうとする人は必ずコノ薬師寺で修行をし戒を受けなければなりませんでした。それだけ権威のある寺院です。そのため鑑真大和上に関する物が幾つも見かけられます。瓊花(下野市珍しい樹木5選)は昨年見に来た時より随分と大きくなりました。今年は咲く姿を見逃してしまいましたが来年見に来たいと思います。宝塔は威厳が感じられます。戒壇堂(下野市文化財)では丈六釈迦如来坐像をバックに鑑真大和上像が生きているかのような表情をしておられます。安寧を願っておられるように見て取れました。天平(奈良時代)の風が吹くお寺です。