小山市
鎮守の森と同化した拝殿と覆い屋ですが本殿は違いました。朱色を主体とし彩色鮮やかに彩られております。胴羽目には青を基調とした彫刻が見られます。唐婦人(姑に非常に孝行し皆に褒め称えられた)、郭巨(貧しく母を養う為に妻を従わせ子を埋めようとしたら黄金の釜が出た)、楊香(父と山に行った際に虎が出て2人を食べる勢いだったが天に父の命だけは助けて下さいと懸命に願ったら虎が逃げていき命が助かった)と二十四孝(中国の孝行が特に優れた人物24人を取り上げた書物)で統一されておりました。脇障子は何方か分かりませんでしたがコチラも中国の人物であると思いました。色が塗られているのでとても分かりやすい作品です。