小山市
山の神の祠と祭礼でましこ世間遺産に認定されております。江戸時代末期から明治時代初期にかけて東浦の東方にあったヒコロク寺の墓の石塔がこの地に集められ山の神と一緒に祀られたそうでソレ以来コノ地を山の神と呼ぶようになりました。ある時村人がその周りの杉の古木をこっそり切り倒したところソノ木の下に倒されて死んでしまったそうです。また木から落ちて怪我した人もいたとかで山の神のたたりだと怖がり乱暴なまねをする者もいなくなったということです。雑木林の中の塚の上に山の神は祀られております。小さな祠ですが堂々とした佇まいでこの地の野山の平和を見守ってくれております。毎年12月に祭礼が行われるているとのことで地区の方々に有難がられている神様であることが分かりました。