小山市
降り面と照り面が本殿内に祀られております。創建した坂上田村麻呂が家来の高島兄弟に敵の血で仕上げた天狗の面を祀るように命じて帰還しました。このお面を神社から出すと雨が降り出すことから降り面と呼ばれるようになりました。さらに降り続くと田畑が水浸しになるので照り面も出来たというお話で農業を営む人々にとって有難いお面だと長く伝えられております。その本殿を含む社殿を囲むように杉社叢 10本(矢板市天然記念物)が聳え立っておりました。全て御神木です。樹高40m以上、幹周4.52m以上ある大木のスギ達は真っ直ぐに伸びていて未だ成長途上の様子です。チームワークも良さそうでコレカラも仲良く神社を盛り立てていくだろうと思いました。