小山市
日光三社で二荒山神社の別宮で鳥居・拝殿・本殿・唐門及び透塀が国重要文化財になっております。1800年再建の開運の石鳥居を左足より潜り勝道上人が笈を掛けたと伝わる運が開くと言われる笈掛け石を触りました。傾斜していてカエルのような表情で何か喋りたそうな感じに見える憎めない石です。1685年再建の拝殿は赤と黒のシックな色合いで御朱印は二荒山神社授与所で頂けます。拝殿左手にこぶ杉がありコブを撫でると喜びが廻ってくると記されております。幹の途中から切断された杉ですがコブが非常に発達しており眺め撫でていると昔話こぶとりじいさんが思い浮かびました。陽気なコブのおじいさんの方です。杉と昔話からプラス思考な人になりたいと思いました。本殿の玉垣の南西角に開運笹が植えられていて縁起のいい笹です。唐門・透塀に囲まれた1685年再建の三間社流造りの本殿には背面にも扉があります。かつてはこの扉を開き太郎山(毘沙門天)に見立てた霊峯崇拝の名残りとなっていて当時の信仰を知る上で貴重な建物だと感じました。