小山市
現在は那須神田城趾公園として整備されている国指定史跡の城跡で那須氏の代々の居館となり那須与一もこの那須神田城で生まれたと伝えられております。周囲は竹藪などで囲まれていて分からずに何度も通り過ぎてしまいました。駐車場の側には築城した那須氏の祖である須藤貞信の絵が石碑に刻まれております。鳥居から城跡へと足を進めました。北と南に幅10mの水堀が残り上に上がると幅10m高さ5mの土塁が南北117m、東西66mの居館跡を囲んでおりました。保存状態が良く一目で視界に入るのも良いです。土塁上には神田穂喜与稲荷神社が祀られております。須藤貞信が神田明神に戦勝祈願を行い見事念願成就した事から神田城の鬼門鎮守として分霊を勧請したのが始まりと伝えられております。説明板を読みながら城跡を眺め当時の様子が目に浮かびました。