治療をはじめて７か月。日に日に元気になり、先月からダンスができるまでになりました。初めての治療の日、「またダンスができるようになりたい」と話すと、「もちろん、できるようになるよ」と先生は言ってくれました。でも当時は普通に話すだけでも疲れて息切れしてしまうくらい体力がなかったので、嬉しい反面、信じきれない気持ちもありました。その後、治療を重ねるうちに体力がついてきたので、「４月からダンスを始めようと思うんです」と話すと、先生はとても喜んでくれました。体調が悪くなって１年３か月ぶりのレッスンは、開始早々、空調の冷風でトラウマの引き出しが開き、ひどい吐き気に襲われました。そして長いブランクもあり、思うように動けず、ほろ苦い復活になりましたが、今は動きの感覚が戻り、レッスン最後まで体力ももち、踊れる喜びを噛みしめています。ただ、何年も前から、レッスンが始まるまではなんともないのに、レッスンが始まると緊張と意識が飛ぶ感じで倒れそうになったり、不安でスタジオから逃げ出したくなることが頻繁に起こっていました。楽しいはずのダンスがこの症状が出るのが怖くて心から楽しめないのです。ダンスを再開した後もこの症状が出たので先生に相談したところ、私は子供の頃、自家中毒で、催し物（運動会や発表会）が近づくと、「楽しみ～！」がだんだん「不安」に変わり、当日具合が悪くなることがよくありました。それが今、楽しみなダンスの時にフラッシュバックしていたのです。そのトラウマも消去してもらったので、もう安心です。ところがまだ問題が…。ダンスを休んでいる間は腰痛や股関節痛も治療のおかげで調子がよかったのですが、ダンスを再開したら、痛みが出るようになってしまいました。学生の頃から体操やダンスをしていたのと、加齢で軟骨が減っています。股関節は臼蓋形成不全で状態が良くありません。ダンスはやめなさいって言われるかなと思いながら「腰がすごく痛いんです」と言うと、先生はやめなさいなんてことは言わず、腰の治療に長い時間を割いてじっくり治療してくれました。涙が出るほど痛い治療でしたが、驚くほど腰が軽くなりました。トラウマも現実の痛みも治せるって本当にすごいです！願いを叶えてくれて、先生、ありがとうございました。

• 訪問日：2018.05.08