先生の家の玄関を上がると大きな縫いぐるみの梅吉君が出迎えてくれます。癒されます。さて、先日のこと。先生がどなたかに「ここに来ている人はみんな心に問題を抱えている。だから私流のトラウマ療法を遠方からでも受けに来ている。ハッキリ言って揉み込みなんてどうでもいいって思う時もあります。みんなトラウマが目当てなんですよ。でも、筋肉のストレスを、汚れを消すことで、トラウマ療法と相乗効果が起きる。だから揉み込みは必要なのです。悪いうちは痛いのです。」といった話をしていました。先生は謙遜してそう話していたのかもしれないけど、先生の揉み込みは唯一無二の技術です。例えば、股関節なら、ベッドに仰向けに寝て膝を立てた状態で足を少しずつ開き、筋反射でどの角度で痛みがでるかを調べながらグリグリされます。とても痛いですが、股関節の痛みとひっかかりがなくなります。尾骨や腰のズレも正常にしてくれます。顔の揉み込みも効果覿面で、めまいや顎の痛みがスッキリします。だから私はトラウマ療法と同じくらい、先生の揉み込みも頼りにしています。また、60代後半ともなれば体力も気力も落ちてくるはずなのに、力強さが全然衰えないのもすごいことだと思います。そして、えりさんは記憶力抜群で、揉み込みの他、トラウマを書きとる、読みあげる（トラウマの場面の再現）、予約の調整など、オールマイティーなお仕事ぶりです。（あの細い体のどこにそんな体力があるのか謎です。。。）朝から夜まで、患者さんが絶え間なく来て、かなりの重労働だと思いますが、この“名コンビ”で、これからもず〜っと続けてほしいなぁと思います。最近、先生は、「もうすぐ70歳になるからいつまで続けられるか、、、」と時々弱気な言葉を口にされますが、先生がみんなを守ってくれているように、先生もみんなに守られていると思います！だからそんな寂しいことは言わず、いつまでも元気でいてくださいね。先生、えりさん、いつも温かく迎え入れてくれてありがとうございます。

• 訪問日：2021.06.25