栃木市の神社・仏閣
足尾銅山鉱毒事件を告発した田中正造の分骨を祀った唯一の神社
足尾銅山鉱毒事件と谷中村の貯水池化による廃村反対運動に生涯をかけた田中正造の5分骨の1つとカツ子夫人を祀っています。渡良瀬川北岸の田園地帯に位置し、かつて渡良瀬川を掘削した土の堆積場で当初は草も生えないような荒地も今では杜となっています。
有
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◇大正2(1913)年死去し、本葬後、谷中村も埋葬地の一つに決まり、旧谷中村高沙の嶋田熊吉邸内に田中霊祠として奉られましたが、渡良瀬川河川改修により大正6(1917)年現在地に奉遷されました。 | |
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◇偉業を伝える石碑 「渡良瀬川」「谷中村事件」の著者で正造の辛酸を表現した大鹿卓の撰文が刻まれています。 ◇正造の歌碑/世をいとい そしりをいみて 何かせん 身をすてゝこそ たのしかりけれ |
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◇例祭(毎年4月4日) 田中正造の遺徳を忍んで行われる例祭。神官が祝詞を奏上します。 |
※表示価格は更新時点の税込価格となっております。
[更新:2019年9月18日]
新着クチコミ
みんなの声でわかる、スポットの特長
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道を走っていると、石柱が目に留まりました!「田中霊祠」の表記が!中に入って、初めて田中正造氏の分骨された1つの遺骨が納められ、夫人と共に祀られていると知りました!田中正造=足尾鉱毒問題とは知っていましたが、恥ずかしながら詳細は知らず…帰宅して調べてみると、足尾銅山から流出する鉱毒事件を71歳で他界するまで、鉱毒問題解決に全力を尽くした人!命がけの覚悟で“天皇への直訴”を実行した人…と!現在では環境問題は人類皆の問題ですが、この時代は「公害」としての認識が無かったわけで、正造氏の行動が時を越え、その重要性が分かり、これからもその気持ちは受け継がれていくべき!と思う限りです。今もなおお社は大切にされています。一人でも多くの方に“田中正造”をその一生を志を知って頂けるといいですね。 (訪問:2019/08/24)
掲載:2019/09/19"ぐッ"ときた! 14人 -
栃木市文化財の田中霊祠を見に行きました。田中正造翁の5分骨の1つとカツ子夫人を祀っています。境内は質素倹約した正造翁らしい佇まいです。それでも拝殿の神額は輝いてみえました。本殿は覆屋で覆われていて中は見られませんが、境内内には石碑に正造翁の撰文や歌碑等が刻まれており正造翁の残した足跡を辿ることができました。 (訪問:2019/08/05)
掲載:2019/09/19"ぐッ"ときた! 19人
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