栃木市の遺跡・史跡
道路の起終点・経由点を表示する道路元標は地域の貴重な近代化資料です
道路元標は大正8年施行の旧道路法により市町村に一個設置され里程調査基準となり、交通・運輸・郵政等の発展・整備に貢献しました。町村合併した現在の栃木市内で唯一残っている道路元標で、1世紀近くに渡って蔵の街の歴史を見守ってきました。
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大正期に設置された道路元標 | 大正8年(1919)に道路行政の基本法「道路法(大正道路法)」が制定、道路網整備の為の基点として道路元標が全国各市町村に立てられ、元標と元標を結ぶように国道・府県道の整備が進みました。 |
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役目を終えた道路元標 | 昭和27年(1952)の現行道路法施行によって起終点としての役割も終えた道路元標は、急速に失われていきました。 |
【栃木市指定文化財(歴史資料)】栃木町道路元標 | 旧栃木県下都賀郡栃木町の道路元標です。街の中央を南北に通過する蔵の街大通り(栃木県道11号栃木藤岡線・旧例幣使街道)と倭町交差点を起点とする皆川街道(栃木県道75号栃木佐野線)の分岐にあたります。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
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マイブームと言うか?ライフワークになっていると言うか?県内にまだ残っている市町村毎の道路元標を近くに伺った時に見て歩いています(*^^*)。。。写真は『栃木町道路元標』で、栃木市内の皆川街道と例幣使街道の分岐点(倭町交差点 足利銀行 栃木支店さん前)に有りました(^o^)/。。。歩道上に同じ位の大きさの御影石?の車止めと並んで設置されているので、気付きにくいかもしれまません。。。設置されてから約100年が経ちますが正面の「栃木町道路元標」の文字もクッキリと残っていますヽ(*´▽)ノ♪。。。「道路元標」は、道路の起点、終点、経過地を標示するための標示物で、1919年施行の旧道路法により日本全国の市町村ごとに1個設置されたもので、役場前や街道の分岐点等の重要な場所に設置されることが多かった様です(*^^*)。。。きっと当時の栃木町にとってこの街道の分岐点は重要な地点だったんですねぇ(*´ω`*)。。。今はその役目を終えてモニュメントとして静かに佇んでいますが、嘗ての栃木町の中心の目印!『栃木町道路元標』!!! 栃木市内を廻られる時!是非!お立ち寄りになって見て下さい( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (訪問:2023/02/03)
掲載:2023/08/06"ぐッ"ときた! 34人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。