栃木市の神社・仏閣
【県有形文化財】江戸時代の梵鐘と2体の木造金剛力士立像
梵鐘は元禄3(1690)年に佐野の天明鋳物師により製作されたものです。仁王像は江戸時代の作としては表現に優れ、同時代 の作例として貴重なものである。梵鐘・仁王像いずれも下野国出身で江戸牛込在住の内木市兵衛により寄進されたものである。
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◇梵鐘 元禄3(1690)年鋳造。高さ121cm、口径71cm、天明(天命)鋳物師の作。戦時中の金属供出で撤去されたが、奇跡的に解体されず石川県の寺に寄進されていた。平成3年、東善光寺に返還される。 |
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◇阿吽(あうん)の金剛力士像 仁王門に安置。元禄9(1696)年の作、作者不明。均整の取れた姿は近世の金剛力士像の中でも優れた表現で、制作時の造形を伝えている。 |
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県指定文化財の梵鐘を見ました。1690年作の天明鋳物で出来ていて関わった人々の名前が印刻されています。龍頭と乳のある青銅製で保存状態が良いです。どんな音色を奏でるか興味がありましたが鐘突き棒はありませんでした。県指定文化財の仁王像を見ました。1696年の作で像高約2m30㎝の阿形、吽形がプロレスラーのような体格をしていて恰好が良いです。飛び出るような眼光が凄まじく直視すると蛇に睨まれたカエルのごとく一瞬たじろぎました。 (訪問:2019/07/02)
掲載:2020/02/03"ぐッ"ときた! 19人
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