那須塩原市の橋・吊橋
美しいバランスドアーチ橋として県下有数の名橋
美しいアーチ型が特徴の晩翠橋は長年黒磯と那須を結ぶ架け橋として愛されています。現在の橋は昭和7年に建設された5代目となります。水面からの高さ約21メートル、長さ約128メートルの美しいバランスドアーチ橋として県下有数の名橋と言われています。
おすすめ
バランスドアーチ橋 | 水面からの高さ約21メートル、長さ約128メートル |
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特徴 | 地域住民の生活路や通勤路として、また、那須方面への観光等にも多く利用されています。 |
新着クチコミ
みんなの声でわかる、スポットの特長
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私がまだ子供だった頃、黒磯と那須の間の那珂川に架かる橋は、上流側の県道30号「恒明橋」と国道4号『晩翠橋』位しか無かったと記憶しています(*^^*)。。。特にバスが余裕ですれ違えるのは国道4号ルートだったので、遠足等で那須にいく時はこの晩翠橋を必ず通り那須街道を登るルートでした。当時は橋を通過するだけだったので「深い谷に架かっている橋だなぁ」位しか思っていませんでしたが、横から観ると非常に美しいアーチ橋だったんですねぇ(*^^*)。。。初代『晩翠橋』は1884年(明治17年)に陸羽街道(後の国道4号)工事の一貫として木製橋として架けられましたが、1890年(明治23年)の洪水により流出!1894年(明治27年)2代目晩翠橋がやはり木材橋で架設されました。以後、災害等により9年から15年ごとに木製橋で架け替えが行われ、現在の『晩翠橋』は1932年(昭和7年)に鋼橋として旧木製橋の下流70m付近に架け変えられたものです。橋梁形式は、上路式ブレースドリブ・3径間バランスドアーチ橋となっています。アーチリブを構成するトラス部の交点より、鉛直部材を設け床板を受けており、力強さと優美さを感じさせるものとなっています。2002年(平成14年)に「周囲の景観と調和のとれた鋼製バランスドアーチで県下有数の名橋」と言う選奨理由によって『近代土木遺産A(現存する重要な土木構造物2800選:Aは国指定文化財クラスを意味)』に指定されています。なお、晩翠橋と同じ構造の橋は国内では荒川橋(埼玉県秩父市)しかない貴重なものだそうです。河原に降りて初めてわかる渓谷美に溶け込む橋の美しさと力強さ!!! 『晩翠橋』お勧めです( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (訪問:2022/03/11)
掲載:2022/05/09"ぐッ"ときた! 27人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。