那須塩原市の神社・仏閣
温泉の守護神が祀られている、板室温泉地内の北西の山腹にある温泉神社。
寛文2年(1662)創建、文政10年(1827)に再建された本殿は、小さなものですが松竹梅や孔雀、竜などの見事な彫刻が施されています。当時の神社世話人であった柏屋治右衛門・大黒屋利兵衛・江戸屋藤右衛門の3人による寄進で建立されました。
無
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市指定有形文化財 | 指定年月日:昭和44年7月10日 |
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拝殿 | 湯治客が奉納した絵馬、大正10年に温泉組合で奉納した温泉分析表などがかかげられ、拝殿の西側には温泉で神経痛の治った湯治客が建立した記念碑などがある。 |
板室 | 江戸時代に黒羽藩領だったが、拝殿入口近くには弘化3年に大田原城主が寄進した一対の石燈籠がある。参道入口にも寛政4年(1792)銘の石燈籠がある。祭日は10月8日です。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
- 福運2
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湯川の橋を渡ると参道入口に福運観音と福運水があります。冷たい自然のミネラルを頂戴しました。つづら折りの坂道を上ると社殿がお目見えしました。温泉の守護神が祀られております。1827年再建の本殿(那須塩原市文化財)には精緻な彫刻で埋め尽くされておりました。中備えに龍、木鼻に象と獅子、柱に松竹梅、胴羽目には須佐之男命の八岐大蛇討伐、中国北宋時代の詩人で梅と鶴を愛した林和靖、二十四考の漢文帝、脇障子には唐獅子などが実に見やすく描かれていてジックリと鑑賞しました。 (訪問:2024/05/11)
掲載:2024/07/03"ぐッ"ときた! 32人
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