昔からあるもの、新しいもの。カタチや想いを変えて人から人へ、伝えていきたいとちぎの魅力。伝統を受け継ぎながら、新しいコト・モノにチャレンジしている方々をご紹介します。
天鷹酒造 株式会社/大田原
美味しい・安心・楽しいをモットーに変わることを恐れない
有機やオーガニックという言葉が受け入れられるずっと前。「本当に良いものとは?」に本気で向き合っていたからこそできた有機日本酒は、世界でも唯一無二のものに。それでもまだ、深めていくこと。進化させていくこと。両方向から、変わり続けることをやめない。湧き上がるアイディアに突き動かされるという姿が、頼もしく印象的だ。
お店・スポット情報
大田原市蛭畑2166
TEL:0287-98-2107TEL:0287-98-2107 フリーダイアル:0120-41-3959フリーダイアル:0120-41-3959FAX:0287-98-2108
3代目
尾﨑宗範さん(57歳)
大学卒業後、酒どころ神戸の酒問屋さんで販売方法や流通について働きながら学ぶ。さらに酒類総合研究所で勉強し栃木へ帰郷。39歳で3代目に就任。日本酒の素材である米作りに力を入れ、2001年JAS法が施行されると、2005年から有機日本酒を製造。アメリカ、EUでも有機日本酒と名のれるのは、国内でもごくわずか。2017年全国新酒鑑評会では、日本で初めて有機日本酒として金賞を受賞。さらに、日本酒の可能性を広げている。
○代目の想い
杜氏さんから
「原材料にこだわって作るスタイルは変わりません。ですが“有機”のお酒を作るようになり、今まで以上に安全性と衛生に厳しく向き合う環境と意識に変わりました。昔から、毎年蔵に入る前には全員で親睦会を行うのですが、若い社員が増えた今でも、コミュニケーションがとれ一致団結できる大切な機会になっています。直接言ったことはないですが、社長は、常に新しいことに目を向け、社員を大切にしてくれます。とても良い蔵ですので、これからもお客さまに喜んでもらえるお酒を、一生懸命つくっていきたいです。」
※杜氏とは…日本酒の造り手。酒造りの最高責任者のこと。
\もっと聞いてみました!/
■“天鷹”の文字すごくカッコイイです!違う字体も見つけたのですが、リニューアルされたのですか?
「力強い文字は祖父の代から変わらず使用しています。夢で見た内容がきっかけなんだそうです。海外では、HAWK IN THE HEAVENSをプラスして、漢字の意味を感じてもらえるようにしています。新しい字体は、有機日本酒に使用しています。優しい雰囲気がありますよね。ぜひ店頭でも見つけてみてください。」
■どうして“辛口”しか作らないのですか?
「辛口はスッキリとしていて、お料理にも合います。お料理をおいしくする飲み飽きしない味だからですかね。辛口といっても、私は旨みのある酒を、父はつるりと入って飲み飽きしない酒を目指し、“味”には違いがあります。祖父は「辛口でなければ酒でない」というのが口癖でした。(笑)」
■日本酒の楽しみ方を教えてください。
「それぞれタイプが違うので、まずは好みのお酒を見つけてみるのはいかがでしょう。香りを楽しむ日本酒ならワイングラスで飲んだり、熱燗なら冷めないようなおちょこを選んだり。そのまま飲む以外にも、贅沢にお酒を使った“酒しゃぶ”はアルコールが抜けてお肉が柔らかくなるし、食パンにバター、酒粕、チーズを乗せてトーストし、メープルシロップをかけて食べるのもおいしいですよ!」
■年末年始やイベントなど特別な日のオススメは何ですか?
「やはり『限定品』の商品がオススメですね。手作業のため限られた本数しかできないので特別感がありますし、飲んだら格別なのがわかります。私は実はお酒が弱いので、お正月も飲んだらすぐに寝てしまいます。(笑)」
お店・スポット情報
大田原市蛭畑2166
TEL:0287-98-2107TEL:0287-98-2107 フリーダイアル:0120-41-3959フリーダイアル:0120-41-3959FAX:0287-98-2108
取材:2017年11月
※掲載内容は取材時の情報です。
○代目特集に関連した特集
最新の特集記事
-
NEW 大掃除の断捨離に◎査定&手数料無料!高額買取をお約束
(New Openのお店)
-
【vol.11】福を呼ぶ!年末年始に訪れたい「開運スポット3選!」
(全国津々浦々◆地元のクチコミ揃ってます!「クチコミナビ」)
-
【足利市】割れ目までしみ込んだ♪お煎餅とカラフルおまんじゅう(雷煎堂)
(心に“ぐっ”ときたクチコミ!)
-
クリスマスに最適★おすすめのポイント交換
(栃木のクリスマス特集2024)