茂木町の神社・仏閣
貴重に彫刻が施された本殿・見事な社叢・五穀豊穣を願って舞う河井のささら
主祭神は誉田別命(ほむだわけのみこと)。天平宝字元年(757)の創建。永保3年(1083)源義家が奥州征伐の途中八幡山に在陣、戦勝祈願のため社殿を再建しました。毎年「敬老の日」には、祈りを込めて子どもたちが「ささら舞」を披露します。
有
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【町指定有形文化財】本殿 | 源義家が建てた社殿は後に修改築、火事にも遭い万延元年(1860)再建。本殿は小規模ですが、向拝柱にある小竜の巻きつけ、柱の地紋彫りなど、四面上下至る所が彫刻で埋めつくされている貴重な建造物です。 |
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【県指定無形民俗文化財】河井のささら 八幡宮と長寿寺で五穀豊穣などを願って奉納 ※現在は敬老の日に実施 |
義家は出陣の折、戦勝と五穀豊穣を祈り獅子舞を奉納、同行の長寿姫との別れを惜しんだが、姫は義家と再会することなく病死。村人はそれを悲しみ毎年中秋の名月に獅子舞を舞うことにしました~「河井ささら」の縁起 |
【県指定天然記念物】河井八幡宮の社叢 | 栃木県立那珂川自然公園区域内にある八幡山(海抜254.3m)の山頂に在り、椎樫と赤松からなり見事な景観をなしています。椎樫(推定樹齢500~800年)、赤松(推定樹齢150~200年) |
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クチコミ:1件
みんなの声でわかる、スポットの特長
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林道馬門河井線を進みトンネルを抜けてスグの脇道を上って行きます。車1台と少しの余裕しかない狭い道なので慎重にユックリと進みました。神社のある八幡山頂上(海抜254.3m)付近に河井しいがしの森駐車場がありソチラに置きました。社叢は古木が多く県の栃木県天然記念物になっております。標高が高いので涼しく駐車場からの眺めは空気が澄んでいるので山々をよーく見えました。境内にはとちぎのふるさと田園風景百選の標柱が立っております。本殿は茂木町文化財で1860年再建です。向拝柱に龍が巻き付いておりました。胴羽目には林和靖(中国の詩人で梅の清らかさと鶴の気高さを愛した)、玉巵(西王母の娘で琴を弾けば鳥が集まったり龍に乗って四海に遊んだ仙人)、黄安(亀に乗った仙人)で脇障子に鷹が施されておりました。霊獣は勇ましく人物は顔の表情まできめ細かく彫られていて感心しました。栃木県文化財の河井のささらは午前中が神社境内で午後が同地区の長寿寺で行われるそうです。景色も彫刻も良い神社です。 (訪問:2023/03/22)
掲載:2023/12/13"ぐッ"ときた! 25人
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