日光市の神社・仏閣
【県指定有形文化財】の神社本殿、慈覚大師の建立と伝わる神社
嘉祥元年(848)7月、慈覚大師円仁が近江の国山王日枝神社より御分霊を勧請奉祀した神社です。豊臣秀吉の小田原攻めの際、北条氏方についたことにより社務を司った宿坊は焼かれ廃寺となるも貞享元年(1684)に社殿を再建、修理を重ね今に至ります。
有
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◇主祭神 | 大山咋神(おおやまくいのかみ) |
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◇日枝神社本殿 県指定有形文化財(建造物) 昭和58年7月19日指定 |
現在の社殿は一間社流造で規模は小さく、棟札通り貞享の建造で江戸時代初期の特徴が現れています。内部の宮殿は明治以降のもので素木のすすです。数度の修復により追加や変更された箇所も多く見られます。 |
◇所蔵品 | 「日光山縁起絵巻」などを所蔵しています。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
- 神社3
- 建物3
- 拝殿2
- 彫刻2
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慈覚大師円仁が848年に創建した神社で全て社殿は木造で温かみが感じられました。再建された新しい拝殿では緑に金の扁額に目が留まりました。彩色や彫刻は施されておりませんが見ていてリラックスできる建物です。本殿(栃木県文化財)は拝殿とは対照的に色彩鮮やかです。向拝の象頭や蟇股の彫刻が江戸初期の特徴を表しておりました。小さめですが華麗な建物です。周囲に神社以外の建物はなく森に同化したホッと一息つける神社です。 (訪問:2023/02/16)
掲載:2023/09/22"ぐッ"ときた! 28人
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