日光市の樹木
県内で初めて発見された絶滅危惧種のクロビイタヤです!
クロビイタヤは日本固有種で北海道や東北地方、群馬県、長野県の一部に生育しているとされる絶滅危惧種の希少な木です。2017年6月、県内で初めて発見されたのは日光市土呂部地区。集落を中心に、数十本の貴重なクロビイタヤが自生しています。
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◇クロビイタヤ(黒皮板屋・ムクロジ科) 環境省レッドデータで絶滅危惧種Ⅱ類に指定。 |
北海道、青森県、秋田県、福島県、群馬県、長野県など寒冷地の河川沿いに自生するとされるカエデの一種。葉は毛が密生し深い切れ込みがあることや、翼果が直線状になることで他種と区別できます。 |
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◇土呂部のクロビイタヤ | 2017年6月、「今市の自然を知る会」と「日光芽ぼっちの会」による土呂部植物調査時に初めて分布を発見。集落周辺を中心に数十本のクロビイタヤの自生が確認され、幹周240cmの大木なども発見されました。 |
◇土呂部地区の冬 |
栃木県の中で最も寒い冬といわれています。厳しい寒さが希少なクロビイタヤを育んだのではと推測されます。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
- 土呂部2
- 標識2
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栃木県で初めて発見された絶滅危惧種の日本固有種のカエデです。土呂部水芭蕉園の駐車場に車を止めて県道を進むと標識があり間もなく目的地の標識が出てきました。小さな沼を囲むように自生しております。葉が芽吹いたばかりで緑が濃く五つに切れ込んでいて特徴的です。眺めていると土呂部の春の訪れが伝わってきました。美しい黄葉が見られる秋にも訪れたいと思います。 (訪問:2024/04/29)
掲載:2024/06/29"ぐッ"ときた! 36人
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