記憶された想い
宇佐美朱理は宇都宮市を拠点に作陶する陶芸家です。2003年文星芸術大学美術学科陶芸専攻で学び、在学中は林香君、三浦小平次に師事しました。これまで公募展などで受賞を重ね、2018年に宇都宮市に築窯し独立しました。2023年、第10回菊地ビエンナーレで優秀賞を受賞した《土環》(とわ)は、「人とモノの命が土を介して、時の輪を巡る世界」を形象化した作品であるといいます。生命の循環を表現する背景には、後の生命を生きゆくものや風化していくものへの強い尊敬の念が伺え、同時に土ならではの表現に真摯に向き合う作者の姿が浮かび上がります。
作品は、暗い色彩と厚みのある堅牢な形状から成り、風化した工業製品や建物を彷彿とさせ、宇佐美の記憶の中に蓄積された心象風景が垣間見えます。
本展では、同作をはじめとする一連のシリーズを紹介し、作品に込められた想いを見つめます。
基本情報
| 開催期間 |
開催日:2025年10月28日(火) 終了日:2026年01月12日(月) 1月12日(月)は祝日です。 月曜日(祝休日の場合は翌日) ※詳細はHPをご確認ください。 |
|---|---|
| 開催時間 |
09:30~16:30 12月、1月 入館は16:00まで |
| 会場名 | 益子陶芸美術館2階展示室 |
| 会場所在地 | 益子町益子3021 地図を印刷 |
| 問合せ先 |
益子陶芸美術館 担当: 0285-72-7555 |
| 参加料金 |
参加有料 大人600円、小中学生300円、65歳以上は300円(要証明) |
| リンク |
ホームページ |
同じジャンルのイベント
同じエリアのイベント
イベントを投稿する
主催者様からのご投稿に限らせて頂きます。






