市貝町の古墳
奈良時代の後半頃まで墓前の祭祀が行われていた墓群
1980~81年に発掘調査された四号墓は、全長5.8mで玄室の奥行が約2m、高さ1.1m、玄門は0.6mのくびれを呈し、前面に約3.2mの羨道が前広がりにつくられている。
おすすめ
遺物は須恵器の坏や蓋、小型の直刀、鉄鏃などの破片で、床面を覆った土の中から出土した。 | |
---|---|
坏は八世紀中葉、蓋は八世紀末のもので、直刀や鉄鏃はそれらより古い七世紀代(古墳後期)のものとみられる。 | |
直刀や鉄鏃は玄室内に追葬を行った際、内部を清掃して掻き出され、その後、奈良時代の後半ごろまで墓前の祭祀が行われていた様子が伺われる。 |
新着クチコミ
クチコミ:2件
みんなの声でわかる、スポットの特長
- 長峰2
- 目2
- 入口2
-
なおじさん
- (宇都宮市)
初めてこちらに寄りました!山の斜面に横穴式石室が確認できます!長峰横穴墓群は、市貝中央小学校の北約2kmほどの丘陵谷間に分布しています!見ていると遠い歴史を感じます! (訪問:2022/01/07)
掲載:2022/01/11"ぐッ"ときた! 11人 -
市貝町文化財の長峰横穴古墳群を道路沿いから目に入ったので車を降りました。町の看板の解説には17基発見されたとありますがパッと目に入った5基を見ました。代表的な物で入口が約70cm、内部の高さ幅が約90cm、奥行きが約200cmと書かれています。入口の弧を描くカーブが芸術的で、どれも整った穴で中がキレイにえぐられていて少しずつ形が違いました。良くできた建造物で見た甲斐がありました。 (訪問:2019/12/29)
掲載:2020/06/24"ぐッ"ときた! 19人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。