日光市の遺跡・史跡
県内でもとても珍しい、室町時代の作風を残した安土桃山時代の古い宝篋印塔
【市指定有形文化財(考古資料)】2基とも、台座から宝珠に至る各部に室町時代の特徴を強く残すが、一部には安土桃山時代の作とみられる傾向もある。このような古い時代のものは県内でも珍しい。横川の人々には「三依姫の供養塔」とされている。
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当宝篋印塔(2基)について | 率直簡明で誇張した装飾性が少なく、屋蓋の馬耳状突起が直線に近いそりをみせている点など、まさに室町時代の特徴と言えますが、蓮弁など一部に安土桃山時代の作とみられる傾向もあります。 |
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宝篋印塔とは | 過去・現在・未来にわたる諸仏の前身舎利を奉蔵するために「宝篋印陀羅尼経」を納め、鎌倉中期から作られました。後に供養塔としても用いられるようになりました。 |
三依姫の供養塔(伝説) | 「三依」という地名の起源となった供養塔で、付近の墓地にはその墓とされる五輪塔も現存します。しかし三依姫の由来は一切不明です。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
- 依姫4
- 日光市2
- コノ2
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日光市農山村生活体験の家の側に三依の地名の由来になった三依姫の供養塔(日光市文化財)だそうです。二基ありソレゾレ塔身が118cm、115cmの高さと大型で整った形を維持しておりました。伝承によると塩谷氏(川崎城)の娘として生まれた三依姫は実家や嫁ぎ先が滅亡しコノ地で寂しく亡くなったらしく波乱万丈な人生を生きた姫です。がコレが三依姫の物かどうかは定かではありません。ただ近くにお墓があることからコノ宝篋印塔も三依姫の物であってほしいと思いました。 (訪問:2021/12/13)
掲載:2022/04/02"ぐッ"ときた! 23人
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基本情報
住所 | 日光市横川 地図を印刷 |
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交通 | ※地図を参照ください |
日光市文化財課 | 0288-25-3200 0288-25-3200 |
駐車場 | 無 |