日光市の遺跡・史跡
【市指定有形文化財】今市地域の発展・当時の生活解明の重要資料です
板碑は、鎌倉時代中期より起こり、関東地方はその数も多く、ほとんどが秩父地方の青石(緑泥片岩)に刻まれた供養塔(板石塔婆)です。目的は、亡者の供養・追善のためと考えられています。
無
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文保二年銘三尊種子(しゅじ)板碑 | 高さ77.5cm、幅22.0cm、厚さ2.0cm 中央:阿弥陀如来の種子「キリーク」 右:観世音菩薩の種子「サ」 中央下:「文保二年二月 日」(1318年) 左:勢至菩薩の種子「サク」 |
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元徳三年銘一尊種子板碑 | 高さ56.0cm、幅17.5cm、厚さ2.0cm 阿弥陀如来の種子「キリーク」 ※元徳3年(1331・鎌倉時代末期) |
年紀不詳板碑 | 上下共に欠損のため種子は不明、年紀銘も上一字が欠けています |
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クチコミ:1件
みんなの声でわかる、スポットの特長
- 板碑4
- 銘3
- 種子3
- 尊2
- 高さ2
- 幅2
- 0cm2
- 厚い2
- 2.02
- 年紀2
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田んぼの畦道の墓地にあります。3基(日光市文化財)並んで立っておりました。何れも緑泥片岩で作られている板碑です。文保二年銘三尊種子板碑(1318年、高さ77.5cm、幅22.0cm、厚さ2.0cm)、元徳三年銘一尊種子板碑(1331年、高さ56.0cm、幅17.5cm、厚さ2.0cm)の2基は原型を留めております。年紀不詳板碑のみ上下共に欠損のため種子は不明で年紀銘も上一字が欠けております。何れも丹精込めて作られた物で亡くなった人も極楽へと導かれただろうと思いました。大室地区の信仰を表すバロメーターとして貴重な資料です。 (訪問:2023/05/28)
掲載:2023/08/10"ぐッ"ときた! 30人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 日光市大室 地図を印刷 |
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交通 | ※個人の墓地内にありますのでご配慮ください |
日光市文化財課 | 0288-25-3200 0288-25-3200 |
駐車場 | 無 |
リンク |
ホームページ |