日光市の神社・仏閣
【市指定無形民俗文化財】古式ゆかしい神事「弓取り童子」で知られる神社
天明年間(1781~89)行川の洪水で社殿を流出し、古書文献など消失するも現本殿は嘉永3年(1850)の普請とされます。明治6年の神社取調簿には三社神社との記載もあります。昭和15年紀元2600年を期して本殿上屋・幣殿・拝殿を新築しました。
無
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◇主祭神 | 大己貴命(おおなむちのみこと) 事代主命(ことしろぬしのみこと) 田心姫命(たごりひめのみこと) |
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◇本殿・幣殿・拝殿 | 本殿:流造銅板葺 幣殿:銅板葺 拝殿:入母屋造銅板葺 |
◇栃木のまつり100選「弓取り童子」 市指定無形民族文化財 祭事:3月13日※現行は3月の第2日曜日 |
木綿の絣の着物に袴、白足袋の正装した弓取り童子が1m四方の裏面に「鬼」の文字が逆さまに書かれた的に向かい4~5mのところから矢を放ち、的を射ることで悪魔祓いと集落の安全を祈り、今年の作柄を占います。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
- 童子2
- 考2
- 舜2
- 父親2
- 連子2
- 帝2
- 目2
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日光市文化財で「とちぎのまつり百選」に選ばれている弓取り童子(鬼の文字が逆さまに書かれた的に童子が矢を放ち的を射抜くことによって厄を払い家内繁栄と地域発展を祈願するお祭り)が開催される神社です(令和5年度は神事のみ)。1850年再建の本殿には彫刻がビッシリです。胴羽目には三重県伊勢市の二見興玉神社の夫婦石(興玉神石と尊称し日の大神を拝む鳥居の役目をしている)、中国二十四考(孝行が特に優れた24人を取り上げた書物)の舜(母親を早くに亡くし父親と継母と連子と暮らしていたが連子に跡を継がせたい為に父親が殺そうとしているなかでも家族に考を尽くしていた。その噂が帝の目に留まり娘を娶らせ帝の座を舜に譲ったとの話。)、神功皇后と武内宿禰(側近である宿禰が皇后の子である応神天皇をあやしている絵)で脇障子は分かりませんでした。壮大なスケールが感じられる作品ばかりで目を見張りました。 (訪問:2023/04/08)
掲載:2023/10/27"ぐッ"ときた! 31人
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