山久保稲荷神社の杉 - 日光市の樹木|栃ナビ!
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ヤマクボイナリジンジャノスギ

山久保稲荷神社の杉

0288-25-3200 0288-25-3200

樹木

【日光市指定天然記念物】日光山の文化と産業をうかがい知る貴重な杉

丘陵頂上に山久保稲荷神社が鎮座し、社殿を囲み4本の老樹が立っています。伝承によると、天正年間(1590)結城城城主三河守秀康が領していた時、城の普請とした際の残り木が現在の木であると伝えられ、日光山の文化と産業をうかがい知る貴重な資産です。

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神社林としての歴史 かつては華麗な神殿とともに、多数の古木林につつまれた神社林であったが、明治期当初の混乱期に、小学校の創設とも関連し、3分の2(32本)が伐採され、風雨落雷等で枯損し現在は4本を残すのみとなっています。
樹齢500年の切り株 平成12年(2000)8月の落雷により枯損し伐採された杉の切り株が展示されています。年輪から樹齢500年と推定されます。

※表示価格は更新時点の税込価格となっております。
[更新:2023年11月24日]

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みんなの声でわかる、スポットの特長

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  • maffinman

    maffinmanさん

    総合レベル
    201

    神社を囲むように御神木の4本杉(日光市天然記念物)は聳え立っております。推定樹齢500年とされる4本は僅かにしか離れていませんが樹高や目通りがそれぞれ違っております。拝殿の前に立つ杉は樹高約39m、目通約550cmで神社の前方の守備を固めていて見張り役を兼ねている印象です。建物脇に立つ杉は樹高約36mと4本の中では一番低いですが目通560cmと一番の太さを誇り建物ギリギリに深く根を張り破壊力満点の杉です。神社に一番密着していてボディーガードと言っても過言ではないと思いました。反対側の建物脇に立つ杉は樹高41m、目通490cmでコノ木だけ傾斜に根を下しております。上背もありスリムで身軽そうなので情報収集の役目を担っているのかも知れません。後方に聳える樹高46m、目通500cmのノッポの神社の新衛隊長は3本の杉に指示を出し後方の守りも兼務しているだろうと思いました。勝手にこのように想像しましたが神社の悲しい杉の歴史から応援したい気持ちで思いついたことです。江戸時代末期には多数の杉が残っていましたが維新の官吏の横暴で数を減らしてしまいます。昭和35年の文化財指定時には6本あった古木ですが落雷等で消滅してしまい現在のラインナップとなりました。結束力も士気も高い四本は神社と共に未来永劫生き延びることを願ってやみません。 (訪問:2022/01/22)

    掲載:2022/05/14
    "ぐッ"ときた! 29

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基本情報

住所 日光市山久保 地図を印刷
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日光市文化財課
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