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コロナに負けるな!山あげ祭りの精神を今こそ!!
那須烏山市は恵まれた自然環境、あたたかい人々、多数の歴史的文化資源などが充実している豊かな街。そこに住む那須烏山市民にとって、大きな精神的支柱となっているのが「山あげ行事」です。残念ながら2020年は未曾有の新型コロナ拡大のために中止、2021年は無観客開催となりましたが、疫病退散がきっかけとなって始まったことから、今こそ知っておきたい栃木県の伝統行事のひとつかもしれません。
山あげ魂は市民に宿り、街全体で地域活性化に向けた新型コロナ対策を積極的に推進しています。そこで、今回新型コロナ対策推進店の中で、那須烏山市からとちぎを元気にしたい!という想いを持つ、手作りケーキ パンのお店「Cafe ローズ」オーナーの青木千鶴子さんに話を伺ってきました!
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【第5回目】手作りケーキ パンのお店「Cafe ローズ」オーナー 青木千鶴子さん
「烏山の母」に宿る山あげ魂。
青木さんと山あげ祭り
令和元年に那須烏山市にOPENした人気店「Cafe ローズ」。オーナーの青木さんは生まれも育ちも那須烏山市で、山あげ祭りと共に育ってきたと言っても過言ではありません。
昔からお菓子づくりが大好きだった青木さんは、数年前に超有名講師である藤六愛さんに師事したことがきっかけで、本格的に開業を志すようになりました。OPEN以来、甘さ控えめの手作りケーキや、優しい味付けのランチメニューなどが多くの人を魅了しています。
2020年に戦後初の中止、2021年に史上初の無観客開催となった山あげ祭りについて、青木さんはどんな想いで見守っていたのでしょうか。
すっかり耳に馴染んでいた「あの音」
初めて青木さんの住んでいる町に当番町が回ってきたのが小学校6年生の時。幼い頃から山あげと共に育ち、職場が市外になった時にも必ず地元から通っていたそうです。
2021年は無観客とはいえ、無事開催ができて本当によかったと語る青木さん。
「2020年は中止となってしまいとても残念です。何よりも、あの賑やかなお囃子の音が聴こえてこなかったのが本当に寂しくてしょうがなかった。」
青木さんにとって山あげ祭りは、その音や熱狂と共に体に染み込んだ生活の一部だったようです。
祭り好きを再確認した今年の山あげ
「2021年は無観客での開催となりましたが、お店が山あげ通りにあるため、実は遠目からこっそりと眺めていたんです(笑)。昨年聴こえなかったお囃子の音が聴こえてくると、やっぱり祭りだな~と実感できました!参加者の方々は色々と大変だったかと思いますが、無事感染者も出ず大成功だったようでホッとしています。動画でのオンライン配信も今の時代に合ったとてもよい試みだったと思います。」
≫2021年山あげ祭り無観客開催の動画はコチラ
「安心安全」がお店の強み
お客様と一緒にお店を作っていくのが「cafe ローズ」のコンセプトだと語る青木さん。2020年からどのような感染症対策を行っているのでしょうか。
①テイクアウト
②時短営業
③手作りの間仕切り
④マスク着用
⑤アルコール消毒
お話を聞いていて感じたのは、マスク着用やアルコール消毒などの基本的な感染対策をしっかり徹底しているということ。これがお客様の安心に繋がるのですね。
「烏山の母」が見つめる山あげの未来
「2022年こそは、お客さんを入れられるようしっかりと体制を整えて開催できるといいですね。特に今は街に活気がなくなってしまっているので。安心してお店に来て、安全に楽しんで帰ってほしいです。龍門の滝や山あげ会館へ来た後はぜひ『Cafe ローズ』に立ち寄ってくださいね。」
とてもお人柄がよく、地元愛が強い青木さんはまるで烏山を守る「母」のような印象でした。もしも来年、通常開催が叶ったのなら、きっとたくさんのファンが烏山を訪れます。お食事や休憩の際には「Cafe ローズ」で烏山の母がアナタを待っています☆
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感染症対策推進店舗
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取材:2020年08月
※掲載内容は取材時の情報です。