vol.18◆子どもにイライラしたときの対処法◆ママ編

皆さんこんにちは！
子育てハッピーアドバイザーの山本果奈です。

ようやく夏休みも終わりましたね。
すべてのママたち、本当にお疲れさまでした。

宿題をやらない、兄弟喧嘩ばかりする、
夜なかなか寝ない、口答えをしてくる、などなど
ついキレてしまった後、後悔したりしませんでしたか？

振り回されてしまいがちな怒りやイライラですが、
実は上手に付き合う方法があるんです。
1970年代にアメリカで始まった、「アンガーマネジメント」という
心理教育に基づいたものです。

何を隠そう、アンガーマネジメントコンサルタントの資格を持つ私が、
「イライラした時の対処法」をお伝えしたいと思います。
（本当は講座でお教えする部分もあるので、ちょっとおトクですよ）

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まず最初に皆さんにお伝えしたいことは、
「アンガーマネジメント」とは怒らなくなることではありません。
怒ってもいいんです！
怒る必要のある事には上手に怒り、
怒る必要のない事は怒らなくなることを目指します。

怒りは、人間にとってとても大切な感情です。
自分の心と身体の安心安全を守るために、必要な感情なのです。

だから、怒りを無くすことも不可能だし、
怒りを悪と捉える事も間違いです。

最初にお伝えしたように、
「上手に怒る」事が大切なのです。

では、「上手に怒る」とはどういう事なのでしょう？

「上手に怒る」とは
自分を傷つけず、相手を傷つけず、物を壊さずに、
怒りの裏側にある本当に伝えたかった気持ちを
相手に伝える事なのです。

怒りは二次感情ともいいます。
怒りという感情が湧き起こる前には、
実は相手に本当に伝えたかった、
わかってほしかったという、一次感情があるはずです。
怒りの裏側にある本当に伝えたかった気持ちとは、
この一次感情のことです。

悲しい。心配。辛い。やめてほしい…

その一次感情を伝える事ができなかったり、
わかってもらえなかったりすると、
心のコップがこのネガティヴな一次感情でいっぱいになり、
溢れた時に怒りという二次感情にかわるのです。

ですから、感情的に怒るのではなく、
この一次感情を相手に冷静に伝えるのが
「上手に怒る」ということです。

例えを二つ挙げてみましょう。

（例1）

「早く宿題やりなさい！！」
（感情的に怒っている）
　　　　　　▼
「ママはあなたが宿題をやらなくて、
後で大変になるのが心配なの」
（一次感情を冷静に伝えている）


（例2）

「早く片付けなさい！！！」
（感情的に怒っている）
　　　　　　▼
「部屋を綺麗に片付けてくれたら、
ママはとても助かるんだよ」
（一次感情を冷静に伝えている）


こんな風に伝え方を
変えてみてはいかがでしょうか？


イライラや怒りという感情に飲み込まれ、
感情的になってしまっては、
本来伝えたかった本当の気持ちが相手には伝わらない上、
相手との関係も悪化してしまうだけです。

相手と意見の違いがあった時は、
お互いの気持ちを冷静に伝え合い、妥協点を話し合う。
自分を傷つけず、相手を傷つけず、話し合いで解決する。
それが本当のコミュニケーションではないでしょうか？

ただ頭ではわかっていても、日々実践していくのは難しいもの。
そのためのテクニックを教えてくれるのが、
「アンガーマネジメント講座」なのです。

今回のコラムでご興味を持たれた方は、
一度私のセミナーに来て頂けたら嬉しいです。
まだまだお伝えしたいことがたくさんあります！
ぜひお気軽に足をお運びください。

栃木県宇都宮市生まれの38歳。産まれた時から（いやいや、産まれる前から）かなり手のかかる小学4年生と2年生の男の子のママです。自分の育児は毎日失敗ばかり（笑）。でも失敗の中から学んだ大切なことを、「ハッピーコラム」として届けていきたいと思います。

～自己肯定感を育む子育てスペシャリスト養成プログラム認定「子育てハッピーアドバイザー」・子育てHATマイスター」、全米ＮＬＰ協会認定マスタープラクショナー、「アンガーマネジメント　コンサルタント・キッズインストラクタートレーナー」～

■「子育てハッピーアドバイザー」山本果奈のFacebookページ

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