vol.22◆してもいい手抜き＆してはいけない手抜き

こんにちは！
子育てハッピーアドバイザーの山本果奈です。

さて、皆さんお仕事をしていても、していなくても、
子育て中は毎日本当にお忙しいと思います。

忙しい中でも、子どもにはベストなものを提供したい！
それは、食事でも、環境でも、習い事でも、
子どもに関わることは良い物を与えたいと思うのは、
親心だと思います。

でも、忙しい中でも全てをこなそうとすると
お母さんがいっぱいいっぱいになってしまって、
子どもにあたってしまい、
結果、良い親子関係が気づけなくなってしまうという
状況になってしまっては元も子もありません。

だから、上手に手抜きをすることは,
子育て中はとても大切な事なのです。
でも、手抜きといってもしても『良い手抜き』と、
『してはいけない手抜き』があります。

『しても良い手抜き』とは,
子どもの自己肯定感を削がない手抜きです。
子どもの自己肯定感を育てるためには
「安心感」が大切です。
「安心感」があって、初めて意欲がわき、
自立にむかうのです。

「安心感」を感じるには、
お母さんが不安になっていては、
子どもは絶対に「安心感」を感じることで
できません。

あれも、体に悪い！
これも子どもにやってあげれてない！
あのお母さんはできるのに、私はできてきない！

そんな風にお母さんが何でも不安に思っていては、
子どもはお母さんから「安心感」をもらうことができません。
よって、子どもの自己肯定感も勿論育ちません。

完璧ではない自分の子育ても「まあ、いっか。」
そんな風に笑っているお母さんに子供は,
「安心感」を感じるのです。

時にレトルトだっていいんです。
家の中がグチャグチャになっていたっていいんです。
絵本の読み聞かせができなくたっていいんです。

「まあ、いっか。」と自分を認める事ができるお母さんは、
自分に安心感を与えることができます。
だから、お母さん自身の自己肯定感が高まります。

自己肯定感の高いお母さんは、
自分で自分の心を満たすことができます。
だから、満たされた心から、溢れた愛情を
子どもに与えることができます。
すると子どもはお母さんから「安心感」をもらい、
子ども自身の自己肯定感が育まれるのです。

反対に『してはいけない手抜き』とは、
子どもの自己肯定感を削ぐ手抜きです。
それは、子どもに「不安」を与える手抜きです。
子どもの心と体の安心・安全が守られないような
手抜きは気をつけなければいけません。

例えば、子どもが怪我をしてしまうような
危険な物を置きっぱなしにしているとか、
お腹がすいているのに食べ物を与えないとか、
いわゆる「ネグレクト」と言われている事です。

ネグレクトをしてしまうお母さんは、
お母さん自身が不安感でいっぱいで
どうしようもない状況です。
だから、是非安心できる環境に少しでも近づけるように
専門の施設にご相談することをお勧めします。

このように、『しても良い手抜き』とは
子供の心と体の安心、安全を損なわないことなら
何だって大丈夫です。
お母さん自身が、まずは「安心感」を
手に入れることがとても大切です。

もし、ご自身の「手抜き」に罪悪感を
感じることがあるのであれば、
「こうする事で、私もハッピーになって
子どもにもハッピーをあげれるんだ！」
そんな風に開きなおって、
ご自身の自己肯定感を高めてくださいね。

栃木県宇都宮市生まれの38歳。産まれた時から（いやいや、産まれる前から）かなり手のかかる小学4年生と2年生の男の子のママです。自分の育児は毎日失敗ばかり（笑）。でも失敗の中から学んだ大切なことを、「ハッピーコラム」として届けていきたいと思います。

～自己肯定感を育む子育てスペシャリスト養成プログラム認定　子育てハッピーアドバイザー・子育てHATマイスター、全米ＮＬＰ協会認定マスタープラクショナー、アンガーマネジメント　コンサルタント・キッズインストラクタートレーナー～

■「子育てハッピーアドバイザー」山本果奈のFacebookページ

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