宇都宮市の橋・吊橋
栃木県宇都宮市石井町にある、鬼怒川を渡る道路橋
以前は国道123号の一部でした。秋田杉を使用した木橋として大正4年(1915)に初めて架橋され、昭和6年(1931)に鋼橋として架け替えられました。架橋から90年を経た令和4年(2022)も現役の橋梁として利用されております。
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架設年度 | 平成6年 |
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橋長 | 559.4m |
幅員 | 8.8m(車道6.3m、歩道2.5m) |
新着クチコミ
みんなの声でわかる、スポットの特長
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茨城県筑西市へ行く時の通り道です。鬼怒橋の手前から撮りました。何の工事かは分かりませんが、工事をしていて景観は良くないです。橋を横断する際には、別の世界にいるような素晴らしい橋の眺めです。南側に新鬼怒橋がありますが、機会がありましたら鬼怒橋を通ってみてはいかがでしょうか? (訪問:2024/01/24)
掲載:2024/02/01"ぐッ"ときた! 12人 -
子供の頃、母の実家が茨城県だったので帰省の時に国道123号線に架かるこの鬼怒橋を良く通ったので、とても懐かしい橋です。今は直ぐ下流側に新鬼怒橋が出来て国道もそちら側へ移動し国道橋としての役目は終わりましたが、鋼材をリベットでとめたラチス材を組み合わせて造られた壮大でとても綺麗な大好きな橋です。7年の歳月をかけて1915年(大正4年)に初代の鬼怒橋が秋田杉を使用した木製トラスト橋で架設されました。しかし木橋のため腐食・老朽化が進み1930年(昭和5年)に鋼橋へ架け替える工事が始まり、1年3ヶ月後の1931年(昭和6年)に竣工したそうです。木橋に対して鋼橋の工期が短かったのは、木橋の橋台・橋脚を鋼橋用に再利用したからだそうです。二代目の現在の鬼怒橋は下路式曲弦鋼プラットトラス橋で、一つのトラスのスパンが36.6mあり、これが15連つらなり鬼怒川の両岸を結んでいます。15連と言うトラス橋は、日本国内でも屈指の規模で、建設時期としては本格的に近代的な材料・構造を取り入れた橋だそうです。橋長は559.4m、幅員は6.4m有ります。橋脚は煉瓦円形ウェル2基の上に、迫石で補強したアーチ状の切石積を採用したラーメン構造で、木橋時代のものを嵩上げ・継ぎ足して再利用しています。2010年(平成22年)に「建設当時の技術力の高さと美観を兼ね備えた橋」として、『近代土木遺産A(現存する重要な土木構造物2800選:Aは国指定文化財クラスを意味)』に指定されています。また、「橋梁の構造としての美しさと鬼怒川の自然との調和を併せもつ、歴史の感じられる景観」と言う理由から2017年(平成19年)に『宇都宮市まちなみ景観賞歴史文化部門』を受賞しました。現在、鬼怒橋は大規模修繕工事が2020年(令和2年)から行われていて本年には完了し、また美しい姿を取り戻す予定です。架設後90年たち今なお現役で利用される鬼怒橋!!! もうすぐお色直しも終わり美しさを取り戻す鬼怒橋!!! お勧めです( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (訪問:2022/02/24)
掲載:2022/08/02"ぐッ"ときた! 35人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。