日光市の遺跡・史跡
【市指定有形文化財(考古資料)】文保三年(1319)と刻まれた供養塔
板碑は、鎌倉時代中期より起こり、関東地方はその数も多く、ほとんどが秩父地方の青石(緑泥片岩)に刻まれた供養塔(板石塔婆)です。目的は、亡者の供養・追善のためと考えられています。
無
おすすめ
◇板碑 | 高さ55.0cm、幅20.5cm 形態は上部を三角状にし、その底辺部に二条の溝を彫って区切っています |
---|---|
◇刻まれている内容 板碑には、中央に仏像や種子(しゅじ・梵字)を彫り、下部に蓮華座と年月日や供養者名などを記すのが通例です |
上から、 左右:「天蓋」 中央:主尊に阿弥陀如来の種子「キリーク」と「蓮座」 右下:「文保三年」(1319年・鎌倉時代) 中央:「花瓶」 左下:「二月 日」 |
新着クチコミ
クチコミ:1件
みんなの声でわかる、スポットの特長
- 墓地2
-
徒歩で2軒の民家の間の道を進み麦畑の畦道を通ると墓地がありソノ中にあります。日光市文化財の板碑はカナリ傾斜して立っておりました。1319年鎌倉時代の作で緑泥片岩を使用していて高さ55.0cm、幅20.5cmと小ぶりなサイズです。墓地にある供養塔などは江戸時代の物が多い中で突出した存在だと感じました。 (訪問:2023/05/28)
掲載:2023/08/09"ぐッ"ときた! 29人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 日光市根室 地図を印刷 |
---|---|
交通 | ※個人宅の墓地内にありますのでご配慮ください |
日光市文化財課 | 0288-25-3200 0288-25-3200 |
駐車場 | 無 |
リンク |
ホームページ |