那須塩原市の遺跡・史跡
【市指定記念物】日本における近代測量発祥の地
高さ80cmほどの小さな塚で(正確には塚の内部にある切石の施設)、明治初年における近代的三角測量の1つの基点となった所であり、日本における近代測量発祥の地です。
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指定日 | 昭和47年12月1日 |
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近代測量発祥の地 | 平坦で広大な那須野が原の原っぱで、三角測量の基準となる基線の北点(千本松の観象台)。南点(大田原市親園の観象台)との距離は約10.63km。 |
観象台 | 当時の観象台には切石が組まれその上には木造のやぐらがあり、測量や天体観測が行われていた。 |
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高さ80cm程の小ぶりな塚(那須塩原市文化財)で日本遺産構成文化財の一つになっていて塚の中に金属指標の端点を保護する石室があるそうです。1878年に設けられた那須基線の北端点として南端点(大田原市親園の観象台 大田原市文化財)とを結ぶ日本における近代測量発祥の地です。当時は切石が組まれその上に櫓があり精度は5kmで1mm程度の誤差だったそうです。北端点と南端点の二点間の距離は約10.628kmと測量されております。現在でも二点間が真っ直ぐな道路として残されていて尚且つ途中に構造物が見当たらないのが奇跡的だと思いました。 (訪問:2023/11/12)
掲載:2024/02/08"ぐッ"ときた! 23人
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