上三川町の遺跡・史跡
お地蔵様が馬になれずに死んだ鼠を観音様に変えたと言い伝えられています
いたずら好きな鼠が馬になりたくてお地蔵様に願掛けをし、お地蔵様との約束を果たせず頭だけ馬に変えられます。行いを後悔しながら死んだ鼠をお地蔵様は憐れみ馬頭観音として祀りました。今は鼠観音として道行く人の安全と子どもたちの健康を見守っています。
無
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昔話 「馬になりたかった鼠」 |
鼠が馬になりたくてお地蔵様に願掛けし、お地蔵様との約束通り35日間お地蔵様に尽くしますが、最後の日にくすねた物を供え頭だけ馬に変えられてしまいます。鼠は後悔しお地蔵様の後ろ姿を彫るも死んでしまいます。 |
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鼠観音 | 死んだ鼠を不憫に思ったお地蔵様は、自分の後ろに鼠を馬頭観音として祀り、その話を聞いた村人達は、お堂を建て鼠観音としてお祀りしました。 |
年に一度の祭り | 毎年10月には地元の人たちにより甘酒が振る舞われます。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
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田んぼの中にポツンとあり小さな御堂が建っていて何処にでも見られる風景に映ります。ところがこちらが「まんが日本昔ばなし」で「ネズミ観音さま」で放送されたネズミ観音が祀られている御堂なんです。そのお話は昔々馬になりたいネズミがいました。ある日の事寝ている時に夢の中にお地蔵様が現れ35日間休まずに世の中のことを教えてくれたら願いを叶えようと告げました。ネズミは毎日お供え物をしお地蔵様に世の中のことを話しました。いよいよ最終日を迎えた日に嬉しさと興奮から女の子のお菓子を奪いお地蔵様に備え早く馬にして下さいと頼みました。お地蔵様は願いを叶えてあげようとおっしゃりました。ネズミは馬になったのかと喜び小川で自分の姿を確認すると顔だけ馬になっていて体はネズミのままでした。ネズミは自分の姿に耐えられず死んでしまいました。お地蔵様は哀れに思い死んだネズミを馬頭観音に変えお地蔵様と共に人や馬の幸せを守るようになったというお話です。御堂と周辺の環境は何年か前に訪れた時よりスッキリとして整備されておりました。そして御堂を伺うと仏様達も新しくなっておりました。向かって左側が十九夜塔で祀られる如意輪観音様で中央がお地蔵様で向かって右側の小さな馬頭観音様が元ネズミのようです。昔話として末永く語られ観音様としても末永く祀られていくことだろうと思い手を合わせました。 (訪問:2023/07/16)
掲載:2023/12/23"ぐッ"ときた! 25人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 上三川町上郷 地図を印刷 |
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交通 | ※詳細は地図を参照ください |
生涯学習課 | 0285-56-3510 0285-56-3510 |
駐車場 | 無 |