益子町の神社・仏閣
芳賀西国十八番をいただく小さなお堂に祀られる火伏せの観音様
元は清明山普門寺の末寺、創立年は江戸時代中頃と伝わります。お堂には「火伏せの観音様」と呼ばれる木彫りの立像の観音様が安置されています。毎年7月17日を観音まちとし、今は絶えましたが8月9日を一万灯として縁日も賑やか行われていました。
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火伏せの観音様にまつわる言い伝え | 宿が大火にみまわれ多くの民家が焼失。観音様近くまで燃えてきたが、丁度そこで火の勢いが弱まり何軒もの家が難を逃れることができ、霊験あらたかな観音様としてあがめられるようになった |
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御詠歌 | やらとせや 歳を延ぶる いのち寺 佛(ほとけ)の誓(ちかい) 重き石山 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
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住宅街の並ぶ道端に御堂のみ建っております。その御堂に祀られている観音様のお話があります。江戸時代の終わり頃この上山の宿で火事があり多くの家を焼きながらドンドン燃え広がって行きましたが御堂のすぐ近くまできて急に火の勢いが弱まり火事がおさまりました。村の人達は火伏せの観音様だと有難がり日を決め夜祭りをしたり縁日を開いたりと沢山の露店が並び大そう賑わったというお話です。現在はお祭りなどは行われていないそうです。中を窺うと台の上に厨子がありました。中には木造の観音立像が安置されております。上山地区が火事に見舞われないように今も見守ってくれている観音様です。 (訪問:2023/07/15)
掲載:2023/10/05"ぐッ"ときた! 27人
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