日光市の橋・吊橋・遺跡・史跡
かつて活躍した日光軌道線の橋梁!田母沢御用邸近くの貴重な鉄道遺産
田母沢川に架かる日光軌道線の橋梁です。3ヒンジ上路式の鋼ソリッドリブ・アーチ橋でアーチ部がハの字形で特異な形状であり、貴重な鉄道遺産です。橋梁は国道の上下線(橋)の間に随時見えますが、マナーを守って安全にご見学ください。
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橋梁について | 日光軌道線開通の1910年に田母沢川に架設されたと考えられています。国道120号線の上下線(橋)に挟まれた形で残存し、その貴重な姿を見ることができます。 |
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橋梁の構造など | 3ヒンジ上路式の鋼ソリッドリブ・アーチ橋、アーチ部がハの字形という特異な形状。 橋長:24m |
日光軌道線概略(全長10.6km) |
1910年日光電気軌道株式会社が古河鉱業(現古河電気工業)の貨物輸送と観光客輸送のため、停車場前~岩の鼻間で開業。後に駅前~馬返まで延長。1947年東武日光軌道線に。1968年利用数減少で歴史に幕。 |
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以前よりその存在は知っていたのですが、じっくりと見たことは無い橋でした。場所は田母沢御用邸前の国道121号線の田母沢に掛かる橋です。国道橋が不自然に上りと下りの二本に別れていて、この二本の橋の間に日光軌道線の鉄道橋梁が残っています。橋梁が道路面よりやや低くい場所に位置しているので見えにくいことも有り、気付かずに通過する方が多いと思いますが、しっかりとした橋台と鋼製の橋梁が残っています。この位の川幅だとプレートガーター橋かな?位に思っていたのですが、構造は安良沢橋梁と同じ「3ヒンジ上路式の鋼ソリッドリブ・アーチ橋」で、やはり近代土木遺産B(現存する重要な土木構造物2800選:Bは県指定文化財クラスを意味)に指定されています。こちらは、安良沢橋梁とは違い季節に関係なく、間近でじっくりと見ることが出来ます。沢まで降りて下からも観てみましたが、両側に道路橋が有るので、橋全体の形を一望することは出来ませんでした。東武日光軌道線は廃線となり50年が経ち、日光駅~馬返しの区間に鉄道が走った痕跡はずいぶんと少なくなくなってしまいましたが、2020年より東武日光駅前広場に同路線を走っていた東武100形電車が静態保存されました。登山電車と言っても良い勾配を走った電車を思いながら、日光駅~馬返し間を車で走るのも良いですよ(*^^*)v。。。この橋は、道路の中心部分なので、ご覧になりたい方は、交通量の少ない時に車に注意して、秩序を守った見学をお願いいたします。 歴史の生き証人!!! 末永く保存されることを願います!『東武日光軌道線 田母沢橋梁』お勧めです( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (訪問:2021/04/27)
掲載:2022/04/24"ぐッ"ときた! 31人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 日光市本町 地図を印刷 |
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交通 | 田母沢御用邸近く |
日光市観光協会 | 0288-22-1525 0288-22-1525 |
駐車場 | 無 |