大田原市の神社・仏閣
加治屋開墾場を経営した西郷従道を祀る神社
西郷隆盛の弟で加治屋開墾を開いた西郷従道を祀る石造の神社です。木造の神社建築を模倣し、神亀、龍、鳳凰、鯱など随所に躍動感あふれる彫刻が施されています。那須野が原開拓に係る日本遺産の構成文化財の一つとして認定されています。
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年代、寸法、重量、材質等 | 明治36年(1903)制作。 総高 306cm/最大幅 138cm/最大奥行き 177cm(いずれも台座除く)/白河石あるいは、芦野石と見られる安山岩。 |
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市指定有形文化財(彫刻) | 神亀、龍、鳳凰、鯱など、石造でありながらあたかも木彫りであるかのような躍動感あふれる彫刻が随所に施されておりその技術の高さを窺わせる作品です。 |
創作者 | 福島県内で活躍した白河の石造彫刻家小松布孝とその子布行です。布孝は技巧を凝らした作品を多数残し、県内では、那須塩原市の雲照寺にある巨大な「準提観音像」もその一つです。 |
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日本遺産構成文化財の1つである神社で西郷隆盛の弟の西郷従道(侯爵・元帥)を祀っております。従兄弟の大山巌公爵と共同経営していた加治屋開墾場を分割し西郷農場を経営し没後に農場地内に本神社が建立されました。ヌマスギ群生地(大田原市天然記念物、おおたわら令和の名木百選)で境内に7本あります。背が高くスラっとした木で神社入口と鎮守の森に見られました。また木には白緑色の実がなっておりました。珍しい石製の本殿(大田原市文化財)には彫刻がビッシリ施され霊獣が自由自在の活発な動きで芸術的な作品に仕上がっておりました。苔もイイ具合に色を付け鎮守の森と同化しつつあり雰囲気の良い神社です。 (訪問:2023/10/01)
掲載:2024/01/04"ぐッ"ときた! 26人
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