いかんべ!かあちゃんの うまかんべ?栃木
かあちゃん&とちまるくんの、旬の食材探訪 「冬」
「みんなこんちは~!いかんべかあちゃんだよ。」
「こんにちはまる~!ぼくは、栃木県元気ニコニコ係リーダーの「とちまるくん」まるっ!」
「とちまるくん、知ってっけ?まだ寒いのに、とちぎ地域ブランド農産物の春食材、「那須の春香うど」の生産が、もぉ始まってんだわ!今回は、10分でできる簡単「うど」レシピを教わりに人気レストランと、「那須の春香うど」のちょっと変わった育て方を見学しに農家さんへ行ってみようかね!」
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人気レストラン直伝★「那須の春香うど」の10分レシピ!
「「那須の春香うど」を使った簡単レシピを教えてくれるのは、とちぎの地産地消推進店、ジョセフィーヌ(那須)の店長、井澤さんだよ!よろしくねぇ~♪」
井澤さん「今日は、以前お店で出していたメニューをアレンジした、簡単レシピを2種類教えますね♪記事を見てくれたみんなに、抽選プレゼントもあるからお楽しみに♪」
<レシピ1> 「那須の春香うど」のカナッペ…所要時間10分
【材料】
那須の春香うど…1本/バケットの薄切り…5枚/ミニトマト…5粒程度/クレイジーソルト…適量/セルフィーユ…適量(パセリなどで代用可)
<ヨーグルトクリーム>
無糖ヨーグルト…40g/マヨネーズ…10g/黒コショウ…適量
作り方
1.「那須の春香うど」を皮のまま1センチの輪切りにし水で軽くさらしたら、水分をよく取って、軽く色が付くくらい素揚げする。
2.軽く焼いたバケットにヨーグルトクリームを塗り、素揚げにした「那須の春香うど」とスライスしたミニトマトを乗せ、クレイジーソルトを振る。
3.セルフィーユをの乗せて完成!
<ヨーグルトクリーム>
1.キッチンペーパーやコーヒーフィルターなどで一晩かけてヨーグルトの水分を抜く。
2.水分が抜けたヨーグルトの分量に対し、マヨネーズを半分の量混ぜ、黒コショウを適量加える。
★ポイント★
「うど」は生でも食べられっから、あんまりじっくり揚げなくてもだいじだかんね!ヨーグルトクリームは、さっぱりしたクリームチーズみたいな味わい!水抜きしたヨーグルトは、はちみつを混ぜてもうんまいんだわ~!朝食のパンにもぴったりだなぃ♪
<レシピ2> 「那須の春香うど」の生ハムサラダ…所要時間10分
【材料】
那須の春香うど…1本/にんじん…1本/生ハム…200g/スプラウト…適量
<ジャムドレッシング>
ジャム…大さじ1(ルバーブ・マーマレード・青りんごなど甘すぎないもの)/酢…大さじ1/エキストラバージンオイル…大さじ1/塩コショウ…適量
作り方
1.「那須の春香うど」の皮を厚めにむき、芯の部分を細く千切りにし、水にさらす。にんじんも同様に細く切る。
2.水をよく切った「那須の春香うど」とにんじんを生ハムで巻く。
3.半分に切り、ドレッシングをかけ、スプラウトをかざればできあがり!
<ジャムドレッシング>
さっぱり系の酸味があるジャムを、同量の酢、エキストラバージンオイルと混ぜ合わせ味をみながら塩コショウを振る。
★ポイント★
細切りにした「那須の春香うど」とにんじんは、写真くらいにたっぷり巻くと、食感と風味が感じられてうんまいよ!ジャムは、ルバーブやマーマレード、青りんごなど酸味が多くてさっぱりしているのが合うよ。ブルーベリージャムにして、酢を少し多めに入れるのも良いね~。
★ジョセフィーヌさんからプレゼント★
今回のレシピでも使った「ルバーブコンポート」と「無糖ヨーグルト」のセット(1,000円相当)を、抽選で3名さまにプレゼント!!
どっちも、ジョセフィーヌさんの手作りだよ♪みんなどしどし応募してみたらいかんべ~!
地域ブランド農産物「那須の春香うど」って?
「あんなうど料理、初めてまるっ!おいしかったまる~♪」
「そうだなぃ!あんまり知られてないけど、栃木県は、全国有数の「うど」産地なんだよ!そのほとんどが那須エリアで作られていて、「那須の春香うど」っていうブランド名で人気なんだ♪いかんべ~!」
暗闇の中で発見!…シャキシャキおいしい「那須の春香うど」!
「さ!次はうど農家さんへ、育て方を見にいくべ!びっくりするよぉ~!」
「ワクワクしてきたまる!」
磯さん「いかんべかあちゃん、とちまるくん!いらっしゃーい!!」
「あらまぁ~磯さんちのシゲちゃん!しばらく見ないうちに大きくなったなぃ!」
磯さん「今からちょど、「那須の春香うど」を収穫するところだよ!良かったら見ていくかい?」
「わぁ~い!!…あれれ?このハウス、真っ暗まる~!!」
磯さん「そう。「うど」は、真っ暗な場所で育つんだよ。さぁ、中に入ってみて!」
「うわぁ~~いっぱい生えてるまる!!これが「うど」まる?なんだか芽みたいまる~」
「あら。知らないんけ?「うど」ってのは、芽なんだわ!」
磯さん「それじゃ、被せてあるモミガラを、掘ってみようか~」
ホリホリ…
「あ、ホントに「うど」まるっ!!」
「お~立派に育ってんねぇ~」
磯さん「「うど」は、春から夏にかけて2m以上も大きく育つ植物なんだよ。それ自体は食べられないんだけど、冬になって枯れた後の根っこが大事なんだ。」
「そ~そ~。何の役にも立たないことを「うどの大木」って言うべ?木みたいに大きく育ったうどが由来なんだわ~」
磯さん「この根っこを、暗いハウスの中で、優しくモミガラをかけて温度を調整してやると…根っこのまわりの小さなコブから、食べられる「うど」が何本も生えてくるんだよ!」
「暗くしてやるから、真っ白のキレイな「うど」ができるんだなぃ~」
「そんな方法で育つなんて、不思議まる~!」
おいしい「那須の春香うど」の選び方、保存の方法って?
「シゲちゃん、良い「うど」の選び方を教えてくれっかい?」
磯さん「とにかく、白いものがイイよ!光に当たったまま時間が経ちすぎると、だんだん緑色になってアクが強くなってくるんだよ。それに、結構傷つきやすいんだ。白いうぶ毛や茎が茶色くなってきたら、部分的に傷みはじめている証拠なんだ。」
「んじゃ、保存はどうしたらいいんだべ。」
磯さん「大丈夫。新聞紙に包んで光を遮蔽して、常温で保存すれば5日~10日は持つよ!」
結局いつものようにごちそうになる2人…
「やぁだー!電話のとき、おかまいなくって言ったべ?でも、せっかくだからねぇ~おいしくいただいちゃおうかね!」
「いかんべかあちゃん、それって催促してるみたいまる…。でも、おいしいまるー♪♪」
春の更新に続く…
取材:2012年12月
※掲載内容は取材時の情報です。