ちょっぴり変わった形のザゼンソウ。僧侶が座禅を組む姿に見えることが名前の由来とされています。中心部の楕円形のものに、ブツブツついているように見える一つ一つが花で、それを包み込むようにある茶褐色の花弁に見える部分は苞(ほう)という葉です。ザゼンソウは他の植物にはない「発熱する」という特徴がありますが、発熱の詳細なメカニズムは今のところ分かっていないそうで、その謎も魅力ですね。湿地に生える水芭蕉に似た、とちぎのザゼンソウを見に行ってみよう!
大田原・矢板エリア
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大田原市指定天然記念物 ザゼン草群生地[大田原市]
北金丸のザゼン草群生地は、熊川や蛇尾川(さびがわ)の伏流水がわき出る湿地で、およそ200~300株が自生しています。一般公開は2/1~3/31まで。見学は木道よりお願いいたします。
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大田原市 ふれあいの丘[大田原市]
豊かな自然の中、敷地内には宿泊施設、グランド、体育館、研修室、陶芸館、茶室等、多岐にわたった施設の他、ザゼンソウの群生地が2カ所あります。多くの自然に囲まれ癒しを感じリフレッシュしてください。(画像はイメージです)
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那珂川町なす風土記の丘資料館[那珂川町]
那珂川とその一帯を含む地域の歴史を学べる資料館です。なす風土記の丘資料館の裏にザゼンソウが咲いています。(撮影:nakagawa001さん)