栃木市の樹木・神社・仏閣
珍しいヒバの巨木と、小山義政の正室・小山芳姫の終焉を伝える御堂
ヒバは変種や改良種が沢山あり、樹齢からヒバの原種ではないかと推測されます。県内の天然記念物のヒバは2つ、その内の1つでありヒバの巨木は大変珍しいものです。また境内には「小山芳姫の御堂」があり、芳姫の悲劇は今も語り継がれています。
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◇【市指定天然記念物】大ヒバ 高さ29.4m・直径1.4m(目通り4.4m)・推定樹齢約400年。大応寺が開山されたといわれる元和4(1616)年頃に植えられたと考えられています。 |
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◇【市指定文化財】小山芳姫の墓 下野守護小山義政の正室・芳姫は、南北朝時代の戦乱により悲劇の最期を遂げます。江戸時代に村人がこれを憐れみ、墓を建て供養しました。※倒木のため墓まで行くことは困難です。 |
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◇小山芳姫の御堂 近年になって「小山芳姫の墓保存会」の方々によって建てられました。 |
新着クチコミ
クチコミ:1件
みんなの声でわかる、スポットの特長
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- ヒバ2
- 小山2
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栃木市天然記念物の大應寺のヒバを見に行きました。樹齢400年の巨大ヒバで目立った損傷もなく地面から約30mの高さに伸長しています。栃木県内でも最大級の巨木で一見の価値がありました。大應寺境内にある小山芳姫の御堂は石段を上った高台にあり、よしひめ堂と題されていました。小山芳姫の墓保存会の人達により後年建てられたもので、御堂の中に石碑がありました。小山義政公と相思相愛だった正室である芳姫の最後は何度読んでも悲しい結末で、後世まで語り継いでいこうという気持ちに同感しました。 (訪問:2019/05/10)
掲載:2019/07/29"ぐッ"ときた! 8人
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