日光市の城跡・城址
戦国時代末期の馬出・長塁を伴った山城で、規模・働きで特筆に値する城跡
【日光市指定史跡】現存する城址は、最初に築城した会津田島の鴫山城主・長沼氏当時のものとは考えにくく、慶長5年(1600)、上杉景勝が徳川家康の来襲に備え、姥捨山上部分は補強し、長塁と角馬出も築いたものと考えられる。
無
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城の構成 | 男鹿川左岸の姥捨山(896m)山頂にある曲輪(くるわ)と物見台、男鹿川右岸から田代山に続く長塁、男鹿川渕の角馬出(かどうまだし)の3つの部分から構成。 |
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上杉景勝による拡張整備 | すり鉢状曲輪など上杉流が見られ、川を塞き止めて街道に水を湛え、石弓を設け、さらに藤原・高徳辺りまで先兵し陽動作戦を展開したことが上杉文書に見られる。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
- 城3
- 丸2
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戦国時代に長沼氏によって築城され上杉景勝によって拡張整備されたお城(日光市文化財)です。城という名前がついておりますが本丸、2ノ丸、3の丸などの建物の跡はなく防塁といった感じです。ただ遺構は良く残っております。城祉案内板の近くから深い竪堀が西に野岩鉄道線を越えて田代山の方に伸びているのが見所です。また男鹿川を囲むようにコの字型に土塁と堀が築かれ案内板がある辺りが馬出しとなっております。10分もあればポイントが見られる城址です。 (訪問:2021/12/13)
掲載:2022/04/03"ぐッ"ときた! 24人
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基本情報
住所 | 日光市上三依 地図を印刷 |
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交通 | ※地図を参照ください |
日光市文化財課 | 0288-25-3200 0288-25-3200 |
駐車場 | 無 |