日光市の遺跡・史跡
明治17年(1884)当時の最先端技術を導入し稼働を始めた銅製錬所の跡
【国指定史跡】銅産出量増加に対応するため、明治17年銅製錬所として開設。当時の先端技術を導入し生産量が飛躍的に増加しましたが、同時に亜硫酸ガスの排出問題も発生。昭和31年、脱硫技術を世界で初めて実用化し、亜硫酸ガスの大幅な排出に成功。
無
おすすめ
足尾銅山で最大規模の製錬所 | 明治初期から近代技術の導入が段階的に行われた結果、足尾式自熔製錬法の確立に至りました。【近代化産業遺産群】の足尾銅山関連遺産の中の1つです。 |
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足尾駅~足尾本山駅(本山製錬所)の貨物路線 | 大正初めになると鉄道が引かれ、主に本山抗からの産出銅鉱石・資材運搬に使われ、昭和48年(1973)に足尾銅山閉山後も本山製錬所の稼動で、線路は使用され、昭和62年(1987)貨物輸送廃止後廃線に。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
- 煙突2
- 精錬2
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今では広大な敷地を誇る産業遺産(国指定史跡)です。市道の対岸からはお化け煙突の異名を持つ精錬所のシンボルである高さ約50mの大煙突や自溶炉、転炉、鋳造機、硫酸タンクなどが残されていて当時の様子が目に浮かぶようです。そして威容を誇る精錬所は古河橋を渡った場所から見られました。現在は立ち入り禁止で敷地内及び建物内に入ることは叶いませんが当時の栄華を極めた厳格さが感じられる建造物だと思いました。 (訪問:2021/12/14)
掲載:2022/04/28"ぐッ"ときた! 21人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 日光市足尾町本山 地図を印刷 |
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交通 | ※地図を参照ください ※外観のみ望見可能、建物内部や敷地内は見学できません |
日光市文化財課 | 0288-25-3200 0288-25-3200 |
駐車場 | 無 |