日光市の遺跡・史跡
日光市指定史跡。本山坑・通洞坑と共に足尾銅山に3つあった坑道の内の1つ
江戸時代からあった坑道を再開発したもので、明治24年通洞坑と、明治30年本山坑と貫通。大正9年に小滝選鉱所が通洞選鉱所に集約されると出鉱は停止。その後も坑夫や資材の輸送口として使用され、昭和29年の小滝閉山までの約70年間大いに栄えました。
無 ※車の往来にはご注意ください
おすすめ
大きな坑口に! | 明治18年開削に着手し翌年開坑されたが、坑内電車(国内初の実用化)導入の為か、数年後には現在の大きな坑口を開坑しました。 |
---|---|
全盛期から廃坑へ | かつては一万人以上が暮らす一大鉱山でしたが、閉山と共に人も去ってしまいました。遺構がその面影を残しています。 |
周辺の遺構 | 旧小滝橋:大正15年、小滝坑口の前方に架設 坑夫浴場跡:楕円形二重構造、外周で一端坑内作業の汚れを落としてから内周に入ったという 旧火薬庫跡:庚申川対岸の小滝坑口正面の岩盤をえぐり火薬庫として使用 |
新着クチコミ
クチコミ:1件
みんなの声でわかる、スポットの特長
- 坑4
- 小滝2
-
1885年に古河市兵衛によって開坑したものです(日光市文化財)。近くにある当初の小滝坑跡は網の隙間から覗け手掘りで人一人が通れるような感じを受けました。本格的に取り掛かった大きな坑は現在は立入禁止となっていて外観でしか望むことは出来ませんが頑丈そうな入口から大掛かりな坑道を想像出来ました。本山坑と貫通し小滝地区に暮らす坑夫達に大きな繁栄をもたらしたぐらいですから最盛期は多くの銅が採掘されたことでしょうね。足尾銅山を語る上で無くてはならない貴重な遺構です。 (訪問:2021/12/14)
掲載:2022/04/29"ぐッ"ときた! 26人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 日光市足尾町 地図を印刷 |
---|---|
交通 | ※地図を参照ください ※外観のみ望見可能、坑道内部や敷地内では見学できません |
日光市文化財課 | 0288-25-3200 0288-25-3200 |
駐車場 | 無 ※車の往来にはご注意ください |