上三川町の古墳
1972年上三川町指定文化財史跡。変形著しく解明が難しい古墳
頂上部に高お神社、両側中腹に霊府神社がまつられています。 変形が著しく前方後方墳か帆立貝式古墳か判断が困難。古墳時代前期~中期に作られたと推定されます。全長約33mで帆立貝式古墳とみれば円丘径約25m、高さ約3m余の西向きの古墳です。
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変形が著しい古墳(上三川町文化財)の墳頂には低い方に霊府神社、高い方に高龗神社が祀られております。古墳の上がりっぷちに平たい二十三夜塔と丸型の石が並んでいて土地の人々はコノ石を「ぼなり石」と呼んでおります。この石にまつわる話があります。笹が生い茂った古屋敷があり狐の住家で道行く人に悪さをしておりました。その古屋敷の所にぼなり石と二十三夜塔が祀られておりました。ある時隣村の力自慢が漬物石に丁度良いと大根漬けの重しに持っていきました。すると夜中に漬物小屋からうめき声が聞こえ覗いてみると何も居ない。男は驚いたり気持ち悪くなり古屋敷の元の場所に持ち運びました。今は古屋敷も田園に変わりぼなり石も二十三夜塔も高龗神社の前に音もなく並んでいるというお話です。現在は持って行かれないようにセメントで固定されておりました。もっとも昔話を知る人はおっかなくて持って行く人はいないと思われますが。墳丘に上がり祀られている神社を参拝し中を窺うとドチラにも小ぶりな本殿が祀られておりました。社殿にしても神額にしても本殿にしても何処となく似ている二社で仲の良さが感じられました。 (訪問:2023/07/16)
掲載:2023/07/26"ぐッ"ときた! 26人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 上三川町西木代320 地図を印刷 |
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上三川町役場 | 0285-56-9159 0285-56-9159 |
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