栃木市の湿原
平安時代以来、東国の歌枕として都まで聞こえた名所
ここより西方2kmの伊吹山と共に、平安時代以来、東国の歌枕として都まで聞こえた名所。ここ白地沼あたりが標茅が原の面影をもっともよく残しています。この地に生える「七つ葉のよもぎ」で作った「さもしぐさ」は、万病に効きめがあると言われています。
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下野やしめぢが原のさもし草おのが思ひに身をや焼くらん(よみ人知らず) 頼みこししめぢが原の下わらび下にもえても年へにしかな(藤原俊成) |
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なほ頼めしめぢが原のさしも草わが世の中にあらむかぎりは(よみ人知らず) 下野やしめぢが原の草がくれさしもはなしにもゆる思ひぞ(藤原光俊) |
新着クチコミ
クチコミ:1件
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栃木市文化財の標茅が原を訪れました。平安時代以降多くの歌人に歌われた名所です。当時は大きな野原だったようですが、現在は白地沼のみ残っています。周辺は住宅地に囲まれていますが、この一角だけ自然に溢れた別世界です。遠い昔は素晴らしい景観だったんだなあと頭の中で想像してみました。 (訪問:2019/08/17)
掲載:2020/02/27"ぐッ"ときた! 15人
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