鹿沼市の遺跡・史跡
【市指定民俗文化財】明確な年代があるものとしては栃木県最古の双体道祖神
道祖神は古い時代に道の辻や村境に祀られたものが、現代に遺されているということで貴重な文化遺産の一つです。中粕尾から上粕尾にかけての地区は「双体道祖神」の宝庫、民俗学的にも貴重な地域です。年代が明確なものとしては、県内最古の双体道祖神です。
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【市指定民俗文化財】双体道祖神(田ノ端) | 形:握手形双体道祖神 建立:江戸時代・明和元年(1764) 高さ:63cm |
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道祖神 | 村に侵入する悪霊や災害をそこで遮り、村の平和と幸福を守る神ということから古くは「塞神(さえのかみ)」と呼ばれていました。近来この地方では「どうろく神(じん)」という呼び名が最も一般的です。 |
双体道祖神の姿・形 | 双体道祖神は男女二神の形となっています。更に、酒瓢(しゅひょう)と盃を持ち肩を抱き合う「祝儀形」、肩を抱いて手を握り合う「握手形」、互いに向き合って双手で抱き合う「歓喜天形」等に分けられます。 |
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クチコミ:1件
みんなの声でわかる、スポットの特長
- モミ3
- 木3
- 西2
- 握手2
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県道15号線を西に進むと発光路の森の看板があり道路を挟んだコンクリートの土留めの上の大きなモミの木が目印です。モミの木の少し西の階段を上がりモミの木を通過し東に進むと道祖神(鹿沼市文化財)が祀られておりました。年代が明確な物としては県内最古の1764年制作、高さ63cm、握手形であります。雨ざらしなので風化は避けられませんが姿形もハッキリとしていて刻まれた年号も読むことが出来ます。男女2神が正面を向きながらガッシリと握手をしていて固い絆が感じられる神様です。 (訪問:2023/02/01)
掲載:2023/05/15"ぐッ"ときた! 26人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 鹿沼市上粕尾 地図を印刷 |
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交通 | 井戸産業前バス停より約300mの山林内、もみの木が目印 ※詳細はホームページを参照ください |
鹿沼市文化課 | 0289-62-1172 0289-62-1172 |
駐車場 | 無 |
リンク |
ホームページ |