矢板市の遺跡・史跡
【矢板市指定史跡】塩那丘陵(喜連川丘陵)のナウマンゾウ化石発見の地
川崎層群境林礫層(さかいばやしれきそう)の上部泥質砂層中から、ナウマンゾウの臼歯が発見されました。ナウマンゾウの化石が境林礫層から見つかり、陸水域(陸にある水、湖沼・川等)から産出した事例は少なく大変注目されました。
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化石の発見 | 昭和47年(1972)、矢板市立西小学校の敷地を造成中に、ナウマンゾウの歯の化石が発見されました。発見された地層やその中の化石から、このあたりが森林に囲まれた湖でその周囲に生存していたと思われます。 |
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【市指定文化財】ナウマン象の臼歯 2個(非公開) | 発見されたのはナウマンゾウの上顎右第3大臼歯で、咬合面の形式から30万年~2.5万年前のものと考えられます。さらに1978年にも同所で1個出土しています。 |
県内のナウマンゾウの化石の産出地 | ナウマンゾウは、約30万年前に大陸から日本に渡ってきて、約2万年前まで日本の全土で生息していました。県内では、葛生の石灰洞穴と小山付近の思川沿いの丘陵礫(れき)からも発見されています。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
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- 化石2
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旧西小学校がナウマン象産出地(矢板市文化財)です。1972年に西小学校の敷地を造成しているとき川崎層群からナウマンゾウの歯の化石が発見され1978年にもこの地で1個化石が出土したそうです。周囲は普通の山林ですが看板があるので実感できます。何万年か前まではこの近辺をナウマン象が自由に行き来し旧石器時代の人々が知恵とチームワークで狩りをしていた様子が思い浮かべました。 (訪問:2023/11/03)
掲載:2024/03/22"ぐッ"ときた! 23人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 |
矢板市幸岡1498
旧西小学校内 地図を印刷 |
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交通 | ※旧小学校脇の林道からアクセスできますが、施設内は使用中につき立入禁止です |
生涯学習課 | 0287-43-6218 0287-43-6218 |
駐車場 | 無 |
リンク |
ホームページ |