小山市の神社・仏閣
地元の「明神様」、美術的にも価値が高い装飾彫刻で覆われた本殿
本殿【市指定文化財】はケヤキを用い、彩色を施さない素木造り。建物全体が工芸品に匹敵する精工な装飾彫刻で覆われ、近世末期の神社建築における装飾の傾向を端的に示しています。【おやま百景】にも選定されています。
有
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◇由緒など 創建:天暦10(956)年 主祭神:菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと) 野木神社を総社とする旧寒川郡七郷巡りの一つ |
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◇本殿【市指定文化財】 壁面は昇り竜・下り竜・浦島太郎・養老の滝・魚採り等を題材にした透彫彫刻、木鼻は唐獅子や獏の丸彫、他に脇障子・手挟・小壁や虹梁・長押や向拝柱まで見事な彫刻で覆われています |
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◇彫刻の作者 下都賀郡富田(現栃木市大平町)の彫物大工・礒辺義兵衛隆信で、彫刻背面に刻まれた銘により、嘉永2(1849)年完成と分かります |
新着クチコミ
クチコミ:2件
みんなの声でわかる、スポットの特長
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小山百景に選ばれている神社です。小山市文化財の本殿を見ました。覆い屋の隙間から磯辺義兵衛隆信が彫った彫刻を見ることができます。魚採り、浦島太郎、養老の滝などが透かし彫りで表現されています。素木の彫刻ですが透かし彫りの巧さが活きているので人物、植物、背景など全てが胴羽目、脇障子から飛び出してくるような勢いに仕上がっていてサスガ名工の作品だなあと感心しきりでした。 (訪問:2020/04/26)
掲載:2020/04/28"ぐッ"ときた! 17人 -
小山市文化財の中里神社の本殿を見に行きました。本殿は板張りの隙間から覗けるようになっています。壁面には魚採り、浦島太郎などが透かし彫りで彫られています。建物全体が彫刻で丸彫り、浮彫り、地紋彫りと巧みな手法で彫られています。彩色は全くありませんが見れば見るほど圧巻な作品です。 (訪問:2018/11/10)
掲載:2019/02/13"ぐッ"ときた! 4人
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