小山市の神社・仏閣・樹木
江戸時代の陸上交通の要衝「梅の宿」。往時の繁栄が偲ばれる神社
応安元(1368)年、小山義政が出陣の際、平将門討伐で名高い祖先の藤原秀郷伝来の箭(矢)を奉納し戦功を祈願したことから、現在の名になったと伝えられています。本殿の装飾彫刻は、日光東照宮五重塔再建の彫刻大工棟梁、後藤周次正秀によるものです。
おすすめ
◇ご祭神 東箭神社:大己貴命(おおなむちのみこと)、饒速日命(ひのはやみのみこと) 天満宮(東箭神社境内):菅原道真 |
|
---|---|
◇【市指定文化財】本殿と彫刻 現在残る本殿は、上泉村の安良岡丈八らにより文化9(1812)年に建てられたもの。本殿を埋め尽くすかのような豊富な装飾彫刻が施され、この地域の往時の繁栄が偲ばれます。 |
|
◇3本の大ケヤキ 地元のシンボルとして親しまれていますが、そのうちの1本は平成3(1991)年の台風で途中から折れてしまいました。 【おやま百景】にも選ばれています。 |
新着クチコミ
クチコミ:2件
みんなの声でわかる、スポットの特長
- 神社4
- 小山市4
- ケヤキ3
- 文化財3
- 彫刻3
- 矢3
- 東2
- 本殿2
- 金網2
- 征伐2
-
新田義宗、脇屋義治の反乱軍の征伐に加わる初陣で二十歳の小山義政が戦勝祈願で神社へ家宝の矢ひと筋(先祖である藤原秀郷が平将門征伐に使用した矢)を奉納し合戦で大勝しました。神社が三毳の関から東にあたり秀郷の矢を納めたことが名前の由来と伝えられているそうです。境内には樹齢幾百年の神社のシンボルである大ケヤキ(小山市天然記念物)が左右に聳え立っております。本殿(小山市文化財)には磯部一族である後藤正秀の超一流の彫刻が施されており金網越しに見る事が出来ます。残念ながら片側の側面は板で塞がれており見る事は叶いませんが社務所の窓に写真と共に詳しく解説されているので興味のある方に関しては満足できる内容だと思いました。 (訪問:2023/06/25)
掲載:2023/06/29"ぐッ"ときた! 26人 -
おやま百景に選ばれている「東箭神社と大ケヤキ」を見に行きました。二本の巨木は小山市文化財でもあります。両方のケヤキ共々主幹から上がないですが、幹回りは太く根張りが凄まじく迫力満点です。小山市文化財の本殿の彫刻を見ました。金網越しでもハッキリと見ることが出来ます。中国の故事を題材にした作品で素木ですが丸彫り、透かし彫りが施されている超絶技巧の彫刻を拝見することが出来ました。 (訪問:2019/04/18)
掲載:2020/04/09"ぐッ"ときた! 18人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。