下野市の古墳
【県指定史跡】国分寺愛宕塚古墳の北東にあり、栃木県を代表する大型の円墳
埴輪を伴わず、二段に築成された大型円墳であることから7世紀前半の築造と考えられます。玄門は一枚石の中心をくり抜いて造られており、優れた石材の加工技術がうかがえます。平成18年の発掘調査で、石室床面付近より多数のガラス小玉が出土しました。
おすすめ
◇墳丘第一段目に幅約10mの基壇をもちます。古墳規模は基壇の直径が58m、墳丘二段目の直径が38m、第一段目からの高さが約6mです。周溝を含めた直径は92mとなります。 | |
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◇埋葬施設は南開口の横穴式石室。玄室は凝灰岩の一枚切石による精巧な「切り組み」の技法により造られ、大きさは長さ2.24m、幅1.64m、高さ2.10m。また複室構造であった可能性が考えられます。 |
新着クチコミ
みんなの声でわかる、スポットの特長
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7世紀はじめに造られたといわれる大型の円墳です。横穴式の石室があります。駐車場はないので、近くの道路の安全な場所へ停めるか、天平の丘公園から歩いて(約1.5km)行くことをオススメします。丸塚古墳の北から南にかけては、吾妻古墳・琵琶塚古墳などの大きなものから、比較的小さな古墳まで、県内でも特に古墳が集中している地域だと思います。マニアの方には見逃せないスポットですね。 (訪問:2020/03/18)
掲載:2020/03/24"ぐッ"ときた! 23人 -
栃木県文化財の丸塚古墳を見に行きました。二段築成の大型の円墳で高さが約6メートルあります。墳丘に上がり円墳の周囲を見回しました。思ったほど視界は悪くないです。南側に横穴式石室があり鍵はかかっていますが中を覗くことができます。凝灰石の切石が隙間なくコンクリートのように仕上げられていて一見の価値があります。雑草が少なく整備の行き届いた古墳です。 (訪問:2019/05/04)
掲載:2019/07/08"ぐッ"ときた! 7人
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セレクト
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