下野市の遺跡・史跡
【下野市民族文化財】三猿を配した台座上に阿弥陀印を結んだ阿弥陀像
庚申様は作神様といわれ農業を守ってくれる神様とされます。一般的な庚申塔は青面金剛像ですが、この像は三猿を配した台座上に阿弥陀印を結んだ阿弥陀像で珍しいものです。またこの地域は庚申の日に庚申講が昔ながらに行われている数少ない地域でもあります。
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庚申塔(像と台座) | 寛文8年(1668)に造立。一般的な庚申塔は青面金剛像ですが、この像は三猿を配した台座上に阿弥陀印を結んだ阿弥陀像です。 |
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庚申塔(舟形光背) | 舟形光背は、像に比してやや大きく反りぎみで日輪と月輪を配しており、高さが177cmになる大型の庚申塔です。 |
庚申講(こうしんこう) | 庚申講は、60日に一回まわってくる庚申の日に行われる男性の集まりで、昔ながらにこの地域では行われています。 |
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みんなの声でわかる、スポットの特長
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下野市文化財の石造阿弥陀庚申塔を見に行きました。分かりにくい所にありますが「石造り阿弥陀庚申塔」とナビに入れれば到着出来ます。1668年造立された庚申塔は普通は青面金剛像が当たり前と思っていた私には驚きの姿です。三猿の上に阿弥陀様が座っておられました。お顔はノッペリとして表情は窺えませんでしたが穏やかな心でおられることは間違いありません。お堂の中にはホウキが置かれ地域の人に大事にされていることが分かり逆に地域の人を守り続けておられるんだなあと思いました。 (訪問:2020/11/07)
掲載:2021/03/14"ぐッ"ときた! 30人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。