下野市の古墳
下野国分寺跡の南西部に位置する、6世紀後半に造られた貝形前方後円墳
全長が約85mの帆立貝形前方後円墳で、墳丘第一段目に幅広い平坦部(基壇)をもち、前方部を南に向けています。発掘調査により馬や人物、数多くの埴輪や土器が出土しました。これらの出土した遺物から、この古墳は6世紀後半に造られたと考えらます。
有
おすすめ
◇古墳の墳丘は、明治16年と26年の2回にわたる発掘によっておおきく原形が損なわれています。 | |
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◇古墳規模/墳丘全長85m・後円部径63m・高さ7.5mと推定。石室は凝灰岩の切石を使用した横穴式石室で墓道も含めると全長約9m、玄室長3.0m、玄室幅2.0m、玄室高1.9mと推測されます。 | |
◇墳丘基壇面の中央付近には埴輪列が配列され、前方部西側から馬や人物などの形象埴輪が出土。その近くより大量の土器群も出土したことから、前方部基壇において何らかの葬送にかかわる祭祀を行ったと考えられます。 |
新着クチコミ
クチコミ:2件
みんなの声でわかる、スポットの特長
- 墳丘2
- 前方後円墳2
- 下野国分寺跡2
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天平の丘公園の西、県道18号沿いにある前方後円墳です。東側(下野国分寺跡)から見ると、その大きさが実感できると思います。詳しい説明板もそちらにあります。下野国分寺跡とあわせて見学することをオススメします。 (訪問:2020/03/18)
掲載:2020/03/24"ぐッ"ときた! 21人 -
国重要文化財の甲塚古墳を見に行きました。全長85メートル、墳丘高さ7.5メートルの帆立貝式前方後円墳です。2段築成の墳丘2段目に上がってみると、墳頂が4つに分かれています。草が生い茂っていなかった為、じっくりと眺めることができました。 (訪問:2019/03/30)
掲載:2019/06/30"ぐッ"ときた! 6人
※上記のクチコミは訪問日当時の情報であるため、実際と異なる場合がございますのでご了承ください。
基本情報
住所 | 下野市国分寺847 地図を印刷 |
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交通 | 下野国分寺跡の南西、地図を参照ください |
駐車場 | 有 |
リンク |
ホームページ(パソコン) |
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